おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

政治の空白

2007年09月21日 | Weblog
いやはや、自民党総裁選はマスコミだけが大盛り上がりじゃ。
民主党も影が薄いのぉ。
元気なのは、厚生労働大臣の桝添要一だけじゃね。

いやぁ、この絶倫おじさん、大人気。
内閣総辞職後もどうやらこのお方だけは留任といわれておる。
国民の皆さんの期待はたいそう盛り上がっておる。

一方、週刊文春もこと桝添に関しては、たいそうな頑張りようじゃ。
実は4回結婚してたとか、あちこちに子供がおって、結婚したりしてなかったりの子供が3人だか4人だかいるのだとか、かなり綿密に取材しておる。

このくらい精力絶倫でないと、社会保険庁と対決出来ないのかもしれませんね。
あんまり期待はしてないけど、精力的なのだけは認めますです。
ただ、結婚を餌に金を巻き上げたってのだけは気に入りませんけどね。

それにしても、年金をネコババした役人やら何やらが続々と出てまいりまする。
改めていうのもなんだけど、腐りきっておるねぇ、この国は。
原因はハッキリしておる。

一政党が戦後長々と政権の座にしがみつき、このため国全体が腐敗しておるからじゃ。
民主党がご立派な政党だとは誰も思いませぬが、政権を取り替えないで「世の中が良くならんぞぉ」と言ってみても無駄じゃね。

しつこいけど、戦後ずーっと同じ政権が続いておるのは、中国、キューバ、北朝鮮に、わがニッポンだけじゃ。
どの国もよ~く似ておる。
どのお国も揃いも揃って役人天国、官僚様が好き放題やっておる。

「自民党をぶっ壊す」と言って、旧経世会だけを壊しただけの小泉あんちゃん。
郵政民営化といって、中身は官僚に丸投げした小泉あんちゃん。
その結果、ニッポンはどっかよくなったのかねぇ?

この国を憂えるなら、多少アホバカが揃っていても、民主党にやらせるしかないんでないのぉ?
自民党も5年下野して、権力から遠ざかれば、おのずと健全になるでしょう。
一方、民主党も5年も権力の座にいたら腐敗し始めまする。
コロコロ政権交替が当たり前の「普通の国」に、そろそろなっていただきたいもんじゃ。

ところで、今回の政治空白をつくった張本人、安倍ぼっちゃんはどないなことになっておるのじゃろ?
容態がいいのか、悪いのか、さっぱり伝わってきませんなぁ。
もうどうでもいいってことなんじゃろか。
自民党の国会議員の皆々様がこぞって支持したんだぜぇ、「美しい国」がいいってさ。
わけわかりません。

でポスト安倍だけど、麻生、福田の一騎打ち。
しかし流れは完全に福田だ。
これもまったく判りませぬ。
安倍の考え方に近いのが麻生ではないの?

だったら、麻生を支持するのが小泉、安倍と続いた自民党の言う「改革の流れ」ではないの?
福田のじっちゃんがどんな考えで政治をするのか知らんけど、前者とはだいぶ違うはず。
自民支持者も期待していない「旧自民」に逆戻り?

なのに福田だという。
「雰囲気に流されておる」のか、「勝ち馬に乗れ」なのか?
自民党国会議員の皆々様も節操なさ過ぎじゃ。
いまさらだけど自民党は政党の体をなしておりませぬ。

困ったなぁ。