おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

文化交流って…

2008年02月04日 | Weblog

午前7時の外気温はマイナス15度。
雪は降っておりませぬ。
そのせいでしょうか、外の寒さは一段と厳しいようじゃ。

こういう朝は薪ストーブでよかったぁ~と、しみじみじゃ。
これが灯油ストーブだと、リッター100円の高値ではがんがん燃やすのも気がひける。
行け行けどんどん状態で、ぎゃんぎゃん燃やせるのは薪ストーブだけなのじゃ。

参ったかぁ!!
誰も参りませんね、ハイ。

午前中、甘酒の作り方を教えて欲しいと、ロブさん夫妻がやってきた。
なんでもニッポンに来て一番美味いと思ったのが甘酒なのだそうだ。
で、過日は地元ニセコ酒造を見学し、その際酒かすをいただいてきたのだそうだ。

ニッポン人が工場見学しても、酒かすなどいただけないのだけれど、外国人には優しいことになっておる。
外人になりたいおぢなのじゃ。

で、ロブさん、自宅で甘酒を作ってみたけれど、うまくいかなかったそうな。
どうやらせっかちな性格が災いしたようじゃ。
お湯でゆっくり溶かして砂糖を入れ、最後にショウガを加えて出来上がりなのにね。

ハニーさんは、三温糖を使って優しい味に仕上げておりました。
ロブさんも「うんまい!!」と大感激じゃ。
たいしたもんじゃないのにさぁ、ほめてくれると嬉しいもんじゃね。

そのお返しって事でしょうか、ロブさんは持参したそば粉でパンケーキを作ってくれましたです。
これも持参した年季の入ったフライパンを手際よく操り、次々焼いていくのじゃ。
素朴な味でなかなか美味でござった。

一方、おぢとハニーさんは、餅があったので、きな粉を使ってあべかわ餅、ノリと醤油で磯部巻きを提供。
日米が素朴な食い物合戦を繰り広げた?のでありました。

「普通の人が普通に食しておる食べ物は世界中どこにいっても美味い」というのがおぢの持論じゃけど、そばのパンケーキも飽きの来ない味でござりました。

一方、ロブさんもきな粉をたいそう気に入っておりましたです。
山の中の小さな小屋で行われた小さな文化交流、なんかいいねぇ~
楽しいなぁ、田舎暮らし。
これでお金がいっぱいあれば言うことない。
ってことで、言うこといっぱいあって困るおぢなでござる、シクシク…