気持ちいい朝。
毎日毎日、朝はまことに清々しい。
日中は日差しが暑くて閉口してますがね。
きのう午後、久々に某リゾート会社の社長さんがご訪問。
ほとんど休むことなく働いておるそうですが、疲れた様子はありません。
仕事を楽しんでおるのじゃね。
ただし、きのうはグチが出た。
理由ははっきりしておる。
外国人の皆さんが、土地におバカな値段を付けて売るもんだから、地主の皆さん舞い上がっておって、〝相場〟とういうもんがグチャグチャになっておるそうな。
ようするに地主がチョー強気になっちゃった。
そりゃそうだろ。
つい数年前まで、坪5千円とか1万円といってた土地が、3万円になり、5万円になり、7万円になるだもんねぇ。
これって、冷静に考えて、どうにも異常事態。
言い換えれば、ニセコ周辺は「世界の鉄火場」状態なのじゃ。
買い手も従来のオーストラリアから香港、インド、ロシア、アメリカ、ヨーロッパにまで広がっておりまする。
「買うから上がる」「上がるから買う」わけ。
東京はすでに土地バブルが崩壊しておるそうだけれど、こちらは世界中から投機マネーが集まり、バブル絶好調というわけなのじゃ。
こんな状態の中、いま地元自治体に求められるのは、規制の強化でしょ。
このまま放置しておれば、かつての土地バブルの二の舞。
ケガ人、死人が出るのは勝手だけれど、地域が食い尽くされて、ボロボロになるのだけはゴメンでござる。
長期的、継続的な発展を望むなら、いまこそ規制を強化しないとね。
「バスの乗り遅れるな!!」とばかり「行け行けどんどん」状態が、過去にどんだけ禍根を残したことか。
地元町村はそこんとこ、真面目に考えないとエライことになりまする。
いいとか悪いとかではなく、資本主義ってものは、上にも下にも行き過ぎるもの。
早急に歯止めかけないと、どもこもなりません。
と、おぢは今朝、憂国の志士なのじゃ、スマン。