おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

社保庁の陰謀

2008年07月18日 | Weblog


今朝もどんより天気です。
涼しくて、よいわいなぁ~

昨日は午後から雨になりました。
しかも夕方には土砂降り!!
久々に本格的な雨でござります。
こんな日があってもよろしいですね。

「社会保険庁が年金の全原本を照合へ」
一見すると、たいしたいいことではないのかしらん…と思うような記事が各紙に載っておる。
こんな風に、官僚様が何かいいことをしようという時は、必ず裏がある。
それが世間の常識ってもんじゃ、ぼんやりしていてはいけません。

解体して無くなるはずの社保庁、いったい何を考えたのかというと、どうやら「焼け太り」なのじゃ。
今回の対応は、「紙台帳からコンピューターに入力する際のミスに対する措置」だと申しておるそうだけど、こりゃ眉唾じゃ。

元々社保庁は、「時間と金がかかる」から、10年度と11年度は申し出のある場合だけ照合して、12年度以降は「受給者について計画的に照合する」と、わけわからん説明なのでござった。
それが一転して「全部照合します!!」と言い出した。

8億5千万件を全て照合するって話なのじゃ。
このためには、10年の作業期間と1900億~2300億円の費用。
おまけに人員も年間約5800~7100人が新たに必要になるそうだ。

社保庁の狙いはここ!!だね。
2000億円を超える金と7千人もの人員。
社保庁解体の大火事を利用して、人も金も増やそうという、絵に描いたような焼け太りが狙いなのじゃ。

この提案を受けて自民党は、200億円もの金を08年度の補正予算に計上するように政府に申し入れするのだそうだ。
自民党の議員さんにあらせられては、これはもう官僚様のいいなり。

議員の頭が悪いのか、なんか厚生族にメリットがあるのかね。
どもこもなりませんなぁ、、、