おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

誰も知らない50年後

2008年07月11日 | Weblog

「しとしと」、という表現がぴったりの雨の朝です。
昨夜は寝苦しくて、なかなか寝付けないのでござりました。
その分、朝の寝起きが悪く、起床は8時と遅かった。
「8時起き」では三文の徳など、あろうはずもござりませんです、ハイ。

新聞によると、札幌の7月の気温は、きのうまでずーっと夏日(25度超え)だったそうな。
これって、1877年に観測が始まって以来、初めてのことだそうだ。
札幌中心部から約100キロ離れたご当地も、似たりゴンベってことじゃ。

あっ!!「似たりゴンベ」とは、もちろん「似たりよったり」って意味でござる。
北海道内のあちこちで使われます。
どうでもよろしい解説じゃね、スマンこってす。

それにしても暑い。
以前も書いたけど、かつて北海道の夏といえば7月下旬から8月上旬に30度を超える日が数日あって、それで終わり。
それ以外の7月や8月は、時おり長袖シャツを着るのが普通の子供の生活でござりましたね。

冷夏などと言われた年は、真夏でもストーブを点けました。
誰がどう言おうと、地球は温暖化している感じでござる。

今回のサミット、最大のテーマと言われた地球環境問題について、こう結論が出ました。
「目標として共有し、採決を求める」
なんのこっちゃい!?

昨年のサミットで、温室効果ガスを「2050年までに世界全体で半減」という目標について、「真剣に検討する」にとどまっていたG8各国だけど、今回は「目標として共有し、採決を求める」になったそうな。

「地球環境が主なテーマ」で大騒ぎしておったその結果、「目標として共有し、採決を求める」に大進化?したのでござります。
それじゃぁ、わけがわかりませぬぞぉ。

第一、日本語になっておりません。
「目標として共有し、採決を求める」って単なる意味不明の悪文じゃぁござりませんか。
お役人様たちには理解できるのかもしれませんが、普通の人には理解不能。
各国の意向を無理やりまとめた結果、こうなったのでしょう。
ようするにG8各国の思惑は、バラッバラってことなのでした。

結果、何事もなく、何の成果もなかったサミットなのでござりました。
今回のサミット参加首脳の誰も生きてない50年先のことさえ、決められないだもんなぁ。
目先の原油や食料問題解決できるわけないっての!!
プンプン!!