おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

群来る

2008年07月19日 | Weblog
きょうもどんより天気です。
だけども空気は清々しいのじゃ。
ジリジリ日差しが照りつけるってのは、あんまり中高年向きではござりませんね。
好きで中高年になったわけでもありませんけど…

土曜はいつも気だるい朝を迎えます。
金曜夜のエアロビの疲れと、そのあとでいただくビールのせいでしょう。
二日酔いになるほどは飲みませんが、身体のあちこちが痛くてねぇ。

なもんだから、なかなか起きることが出来ませぬ。
汗をかくのが楽しいのではありますが、ぢぢぃにはちょっときついかも…
無理せず続けることにいたします。

さて、
本州ではきょうから夏休みだそうだ。
こう燃料が高いと海外旅行はもとより国内旅行もままならんのでしょう。
いわゆる「安近短」な旅行だったり、旅行を止めて自宅でうだうだ、ってことでしょうか。

これでは、悪化の一途をたどるニッポン国の景気の足を、さらに引っ張るってことになりかねません。
道内を旅行される本州のお方も、今年は少ないのかもね。
旅行業界にとっては、厳しい夏になりそうですな。

そんなこんなで、きょうはハニーさんとクルマで40分ほどのところにある泊村へ行きまする。
我が家も安近短なのじゃ。

泊村は原発のおかげで豊かな村でござる。
その豊かな村できょうは「群来まつり」が行われるそうだ。
群来と書いて、「くき」と読みますです。

かつて、ニシンの大群が押し寄せる様子を「群来る」と呼んだそうです。
おぢは知りませんが、亡くなった母は子供のころ札幌から留萌方面にニシンを拾いに行ったそうです。
なにせ、ニシンの白子で海面が真っ白になるほどの大騒ぎだったそうで、ニシンはほとんどが飼料や肥料になった時代です。

で、それを拾ってきておかずにしたのだそうです。
だから、カズノコなんか、ネコジャンプ!!
つまりは「ネコまたぎ」。
魚好きのネコもまたいで行っちゃうほど、ごっちゃり獲れたってことなのです。

二度とそんな時代は来ませんね。
っていうか、もしかすると魚なんぞ食べられない時代が来るかもしれませぬ。
おぢは、肉も魚もまだまだ安く食べられるよい時代に生まれたのかもしれません。

話は戻って、その「群来祭り」。
なんちゅうことのない、「北海道らしい田舎のお祭り」のようではありますが、美味しい海の幸など買ってまいります。

やっぱ、夏はイカじゃろか?
「イカ刺し」「イカダイコン」「イカのごろ焼き」じゃ。
中でも「ごろ焼き」はおぢの好物。

新鮮なごろを搾り出して、しょうゆに酒、みりんを混ぜて、輪切りのイカをホイル焼きか、フライパンで炒めます。
最後にバターをたらすと出来あがり!!

これでビールが美味いのじゃ。
ってことで、新鮮なイカ、買ってきますぅ~