晴れのよい天気じゃ。
ちょっと風があるかな?
厳しい冬が目前に迫っておりまするが、いままさに晩秋。
とても穏やかな日曜日の朝でござります。
おぢとハニーさんは、きのうも物置小屋作りにせっせ、せっせと励んだのですが、前日のエアロビの疲れが残っておって、3時過ぎにはへろへろに疲れて終了いたしました。
今日中にもう少し作業を進めたいけど、なんだか、もひとつ意欲がわきませぬ。
体力、気力が衰えてきたのかなぁ…
とちょいとばかり寂しい気分なのでござります。
さて、
「李下に冠を正さず」とか申します。
桃がたたわに実ったその木の下で、頭上の冠を直すしぐさをすると、桃泥棒と間違われる。
よって、「誤解を招かぬように」という戒めじゃ。
こことんとこ喧しいことになっておる、郵政会社人事。
「天下り禁止をうたい」ながら、「いまさら次郎」の元官僚・斎藤次郎氏を起用したってことで、民主党は世間から大バッシングじゃ。
しかしこの人事、天下りかねぇ?
確かに天下りはいけませんし、許せませんです。
それはなぜかというと、「たいした仕事もしないのに、元官僚さまは高給取りやがる」「天下り先の公益法人に、多額の税金をつぎ込むシステム」「役人が勝手に決めてしまう人事」だからなのじゃ。
今回社長に起用された、いまさら斎藤次郎氏、元官僚ってこと以外、このどれに当たるのか?
危険視されるのは、郵政会社の資金で国債をさらに買うとか、郵政会社の社長が、今後ずーっと財務省のリタイア組が占める、ってこと。
そうなったなら、そりゃ大問題じゃ。
いまんとこはそんな気配はござりません。
ましてや上記の天下りの定義からは、外れておりまする。
天下り批判、ちょいと無理がある、と思うのはおぢだけか?
ただし、表題の李下に冠を正さずじゃないけれど、誤解を招いたこの人事、あんまり賢くないじゃん、ってことだ。
だれもなり手がいなかったとはいえ、元官僚を連れて来た亀ちゃんの大暴走じゃ。
亀に足をすくわれた鳩、って構図なのじゃ。
ことここに至っては、この人事の下で、どう結果を出すかってことでしょう。
それにしても、この人事に関するTV報道、あんまりにヒステリックで呆れてもうた。
千葉のアッパラパー知事の発言を大きく取りあげてはミスリード、郵政社長人事で「天下り批判」。
どれもこれも、冷静さを欠いておる。
新政権が発足し、その総理の所信表明演説が、ノリピー報道より扱いが小さいという、「放送局の民度」が問われる今日この頃なのじゃ。
なんか情けないのぉ…