おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

おぢは一転、「ガンバレ亀」なのじゃ!!

2009年11月24日 | Weblog
午前7時の気温はマイナス5度。
この冬一番の寒さでしょうか?
雪もかなり融けたもんだから、路面はツルッツル。

そんな寒い朝ではありますが、我が家のネコはというと、まったく元気そのもの。
カメラを不思議そうに、じーっと見つめておりまする。
そのこころは、「これって、ご飯?」って感じ?
こらぁ!!食べ物以外のことも考えなさいっての!!

ハニーさんは「うちの家族よ」とか申しますけれど、生まれて初めてペットを飼ってるおぢは、「おもちゃ持ってる」かんじでしょうかね。
電池切れして、動かなくなることもないわけで、そこんとこは時おりうっとおしいのじゃ。
悪いけど…


さて、
きのうの「TVタックル」見ましたぁ?
いつものメンバーに加えて、カミツキ亀こと亀井静香・金融担当大臣に、あちこちの中小企業経営者、そして美人経済評論家の勝間和代さんらがご出演でござった。
中身はというと、こりゃもうデフレ問題。

カミツキ亀とか、古い政治家だとか、おぢもかなり揶揄しておりました亀井大臣。
今回は、たいそう頼もしく見えましたです。
「小沢も菅も暗い」と亀さん言っとりましたけど、確かにおっしゃるとおり。

景気が「気」なら、景気が良くなりそうな顔ぶれじゃないかもねぇ、この政権。
で、亀さんは経済対策にやる気満々の風情なのじゃ。
そこで勝間和代さん、さすが気鋭の経済評論家、グッドアイデアを出しておった。

「国債を日銀に買ってもらう。円安への誘導。中小企業の債券を日銀が買い取る」
これをすれば、中小企業は再生し、景気は回復するのだそうだ。
なるほどねぇ~
多少の円高でいいと思っておったおぢだけど、景気を考慮すれば、どうやら円安だ。

ってことで、今回のTVタックル、たいそういい企画だったのじゃ。
中小企業経営者の現場の声を聞き、景気回復の処方箋まで示しちゃったわけで、あとは亀さんが、勝間さんのご意見を取り入れると、ソッコー景気回復?なのじゃ。
いやいはや、たいそう前向きな番組で内科医、でなくて、ないかい。

確かに「事業仕分け」も大事だけれど、99.7%だか97.9%だかが中小企業というわがニッポン国にあって、ここが不景気じゃ、どもこもならん。
過日の日銀発表も、経済の現状認識は、かなり甘いことになっておる。

自民党の経済対策が、大企業中心だったとしたら、民主党は中小企業中心に対策しないでどうする、って話なのじゃ。
まぁ、円安誘導すれば、もちろん大企業の業績も良くなるけどね。
大企業が良くならんと、それを下支えする中小企業がよくならんってこと。

勝間さんも言っておったけど、とにもかくにも、緊急に経済対策を実施しないと、日本経済はかなり危ないことになっておる。
低迷するニッポンの株価も「何らかの経済対策待ち」であるところは間違いない。
危機感持っておる亀さんに期待するところ大なのじゃ。

それにつけても、鳩山政権が経済についてもっと危機感持ってもらわんことには、次の総選挙、いや次の参院選でも危ないことになっておる。
「経済を立て直して、国民を元気にする」、政治はこれをしなくて何をする、ってことなのでござります、ハイ!!