おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

いつまで「ポチ」するのか

2010年06月03日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの16度。
曇り空、微風の朝でござります。
あれこれ作業するには、よい天気なのじゃ。

写真のように、「玉きり」はまもなく終了でござります。
今日午前中で、切り終えて、いよいよ薪割り作業でござる。
割って、積んで、乾燥させて。
先は長いのぉ~

さて、
きのうの鳩山総理の両院議員総会での演説、おぢは感激しましたけど、TVニュースで細切れに見たお方の反応はというと、どうやらいまひとつでござった。
20分の演説を最初から最後まで聞いたなら、これまでのニッポンの政治家とは一線を画する画期的なものだったとわかるのですがね。
最後まで、損なお方でござった。

鳩山さんが辞めたことで、次の総理が注目されるけど、どうやら副総理の菅さんで決まるらしい。
自民党と同じように、選挙を経ない総理が選出される、ってことでござります。
なんだかなぁ~って気もします。

自民党と変わってないじゃん、って話じゃ。
せっかく「自民党より自民党的な小沢さん」が、ようやく幹事長辞めたというのにね。

新総理となる菅さんは、普天間問題をどう決着するのでござろうか。
ここが次の肝でござる。
鳩山さんがすでに日米合意をしたわけですから、アメリカにはもう普天間は「ノー」とは言えませんです。
そこで、どう沖縄県民に納得してもらうかが、新総理の最大の課題ってことでござる。

ここは、「あと10年なら10年と期限を切って、県外海外への移転を前提に、普天間にお願いする」しかない、ってところが究極の落としどころでござろうか。
でも、そんなんでいいんかなぁ?

アメリカの政策に批判することなく追随してきたのが、旧自民党政権じゃ。
それを称してアメリカの「ポチ」と呼んで揶揄してきたのは、マスコミやらの世間でござる。
今回鳩山さんは、軽率かも知らんけど「最低でも県外」と高らかに「脱ポチ宣言」をしたわけだ。

そしたら世間は一転して、「日米関係ギクシャク」と報じる。
なんかおかしくないか?
脱ポチすれば、日米関係がギクシャクするのは当たり前田のクラッカー。

だから民主党の「チーム鳩山」は一丸となって、アメリカに対して、県外移設をしっかり主張すべきだった。
でもそんな気配はどこにもなかった。
岡田外務大臣もそんなことアメリカに主張した気配もないわけで、岡田さんの責任も小さくないのじゃ。

で、散々批判された挙句のはてに鳩山さんは、「抑止力」と言い出した。
「海兵隊が抑止力」であることは、はなから判っておること。
それでも、海外県外に移転するって話じゃなかったのか。

ようは、鳩山さんは裸の王様だったってことじゃ。
党内の、閣内の、いや官邸のだれも総理をしっかり支えなかったってことだろう。
なんだか情けないのぉ~民主党。

新総理となるであろう菅さんは、果たしてどう政権を運営するのでござろうか。
コロコロ、コロコロ、「回転ドアのように替わる総理」と米メディアに揶揄される我がニッポン国の総理大臣。
今回は、最低でも3年は、続けてもらわんと、どもこもならん!!