午前6時の気温はプラス13度。
ずいぶん暗い朝でござる。
雲が低く垂れこめて、雨が降ったり止んだりしておる。
昨夜はときおり強風が吹き荒れましたけど、きょう日中もそこそこ風があるそうな。
気象台によるときょうのご当地の最高気温は21度。
お天気には恵まれない一日となりそうですわ。
そんなことで、つい先ほどから薪ストーブに火を入れましたです。
ところで、
北海道を拠点とするプロ野球日本ハムファイターズが新球場を建設し、札幌ドームからの本拠地移転を検討しておることが分かったそうな。
日ハムには、あれこれドーム側に不満があるのだそうな。
日ハム側の要望に沿った改修工事なども、なかなかスムーズに進まないという。
また、札幌ドームに支払う使用料は年間13億円とも15億円ともいわれておる。
仙台を本拠地とする楽天イーグルスの拠点「koboスタ宮城」は、楽天への貸出料金が年間1億円。
ドームじゃないけどね。
比べてみれば、札幌ドームは高すぎるって話にもなる。
だから自前の球場を持って、天然芝を敷くなど選手のことを考え、使い勝手のいい施設が欲しい。
自前の球場なら、グッズ販売などなど、もっとカネ儲けできるそうだ。
そんなこんな、日ハムの意向はよくわかる。
すでに札幌市南区の真駒内や北広島市など15~20カ所の候補地を検討中だそうな。
一方、札幌ドームからするとこれは大事件。
なにせ推定の売上高が38億円で、そのうち日本ハムが15億円を稼ぎ出すわけだから、この売り上げが無くなれば、フツーの民間企業なら確実に倒産でござる。
だけど、札幌市などが運営する株式会社で第三セクターの「札幌ドーム」は、使用料を引き下げして、日ハムをドームに引き留める考えは否定しておるとか。
どうするんだろ???
しかし、よく考えてもみてくださいな。
いくら人口が200万人近い巨大都市とはいえ、「一地方都市にドームが2つ」なんて話になるか???
そりゃもう、ムリって話だろ。
ここはローカルテレビ番組の「今日ドキッ!」でキャスターのグッチーさんが番組最後で漏らしたこの一言だ。
「札幌ドームを日ハムに売って、札幌市も日ハムもウイン、ウイン」
まさに双方がウインウインとなるグッドアイデアはこれだろ!!
札幌市は残っておるという数100億円の「借金相当額」で札幌ドームを日ハムに売却する。
これで借金はなくなり、第三セクター「札幌ドーム」は経営不安もなにも無くなり解散して終わり。
強いて言えば、市役所幹部の天下り先がひとつ減るわけで、役人にはここがネックか?
日ハムだって、交通の便の良い場所に、新規に土地を買って、そこに建物建てるよりは、ドームの改修で済むなら安上がり。
さらには、札幌ドーム周辺にある飲食店だって一安心だ。
大きな問題があるとすれば、サッカーのコンサドーレ札幌だろかね。
サッカー場は改修してもできるのか?
ほかにもあれこれ問題はあるだろうけど、この日ハム本拠地移転問題の打開策はこれだろ!!
…と思うけど、どうよそのあたり???
話はゴロンと変わりますが、
今月22日、南スーダンでのPKO活動のため、陸上自衛隊の先発隊130人が千歳空港から出発した。
陸上自衛隊は平成23年から南スーダンでのPKOに半年ごとの交代で部隊を派遣しておって、今回もその流れの一環だ。
第10次隊になるそうで、千歳の第7師団を中心とした施設部隊、計350人が南スーダンに向かう。
安保法の施行後初となる派遣ですけど、今回は他国部隊や民間人の救援に向かう「駆け付け警護」は行われない。
「政府は第10次隊では訓練など事前の準備が不足している」としておる。
しかし、そりゃあくまで建前にすぎませぬ。
同日選、もしくは参院選後まで、「命の危険のある任務は先送り」ってことだ。
もしものことでもあれば、与党は選挙に負けてしまうからに他ならん。
そんなこんな、11月に派遣される次の第11次隊から、部隊は「命のやり取り」の危険に巻き込まれる。
「仁義なき戦い」の助監督だった土橋亨さんいうところの「将軍とか元帥とかいった人たちは絶対に死なない。一兵卒が戦争で死んでいくんです」ってことにでもなるんだろか?
こっちは、命に関わる「なんだかなぁ~」って話でござる。