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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

反原発を謳う雑誌「通販生活」は商売上手

2016年05月21日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス7度。

スカッと晴れて、新緑が目にまぶしいです。

初夏ですなぁ~

きのうもご当地の最高気温は、27度まで上がりました。

そこに驚いておったら、道東方面ではなんと30度超え、全国一の暑さだったそうな。

沖縄より暑い北海道、どうなっておるのか???

そんな中、おぢとハニーさんは、あとわずかとなった薪の取り込み作業を粛々とこなしたのでした。

キャリアー(運搬車)に薪を積み込んでは、家の地下に再度積み上げる作業を、都合9回繰り返したのです。

3日間で運んだ回数は計30回、これで半年分の燃料を床下に確保したのです

この冬の準備はほぼ終えたようなもんで、あすから雪が降っても凍えずに済むね。

あとは煙突掃除と、今年は屋根から突き出している煙突を別のものに交換するだけだ。

煙突掃除はともかく、あとは専門家にお願いするのですが、これに30万円近くかかるらしく、たいした悩ましいところですけどねぇ…

そんなことで、結構な暑さで疲れたこともあり、作業終了の打ち上げってこともあり、おぢとハニーさんは温泉にゆったり浸かったあと、晩ご飯は町の居酒屋へ。

そこで呑んだ旭川の酒蔵「男山」の「北の稲穂」という酒が旨かった。

一口呑んだら、吟醸酒と見まごうばかりの旨さでびっくり。

道産米を原料にした口当たりのいい純米酒でしたので、帰りがけに酒屋でも購入して参りました。

それにしても北海道の酒も昔とは雲泥の差、たいした旨い酒が出来るようになったものだと感心しきりのおぢなのでした。

さて、

我が家では年3回発行しておる通販雑誌「通販生活」(定価180円)を定期購読しておる。

5月に届いた「夏号」は、2月に高市早苗総務大臣が放送法違反を理由に電波停止を命ずる可能性について言及した件を厳しく批判しておる。

そして、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんや田原総一郎さん、大谷昭宏さん、青木理さん、岸井成格さん、金平茂紀さんが呼びかけた声明を掲載しておる。

そしてここからがこの雑誌の真骨頂ですけど、

「7月参院選挙(もしかして衆参同日選挙) 自民党支持の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか」との大見出し。

自民党支持者から抗議の手紙が来るそうだけど、臆することなく安倍政権批判を繰り返すのです。

しかも表紙に「巨大地震はいつ来るかわからない、原発ゼロ今すぐ」なのだ。

今すぐ原発ゼロを謳っておるのだからその根性は見上げたものですわ。

これ、あくまで通販雑誌だ。

通信販売で、モノを売るのが目的の雑誌だから凄いのです。

しかし、よくよく考えてみれば、各種世論調査でも明らかなように、原発再稼動なんぞは国民の過半数が反対だ。

…ってことでこの雑誌通販生活は、国民の多数派を味方に商売しておるってことになる。

過半数を超えるニッポン国民が支持してくれれば、本も売れれば、通販で商品も売れると踏んだうまい商売ではなかろうか。

商売のドシロウトのおぢでもそう思う。

過日書いた「神奈川県小田原市のカマボコ屋さん」が中心となっておる「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」は、中小企業の経営者の皆さんが進める脱原発だ。

「声高に反対運動をしようというつもりはない。商売をしている人間ですので、後ろからごつんと殴られるとすぐころころっとしてしまう弱い立場」といいつつガンバル皆さんをおぢも応援したい。

通販生活で売ってる品物は多少お高いモノのあるけれど、そこは「信頼する雑誌」ゆえ、我が家ではここぞというものはここで購入いたします。

だれを味方にして、だれのために商売するのか、そう考えて賢い道を歩む「通販生活」、我が家は熱烈応援しておるのです。