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午前6時15分、曇り空のお天気です。
気温はプラス17度。
そうこうしているうちに、パラパラと雨が降ってまいりました。
すぐ止んだけど…
予報ではきょう午前と午後は10%の降水確率で、夕方から50%。
夜にはちゃんとした雨になるらしい。
ご当地農家にとっては「恵みの雨」となりそうです。
日中の最高気温も23度に止まるそうで、30度近い暑い日々も一服だ。
写真は田中角栄さんも愛したというウイスキー、「オールドパー」
始めて買ってみましたけど呑みやすい癖のないウイスキーでござる。
さて、
「LGBTは子供をつくらない、つまり『生産性』がない」と月刊誌でのたまって、イギリスBBCからアメリカCNN、フランスのルモンドまで世界のマスコミからボコボコの杉田水脈(みお)衆議院議員ですわ。
週刊文春8月9日号は、杉田さんがどんな政治家人生を歩んできたのか検証しておる。
これがまことに興味深い。
文春によると、杉田さんは神戸市出身。
住宅メーカーから西宮市役所に勤務し、2012年に日本維新の会から出馬して初当選。
14年には落選したけど、去年の衆院選で自民党の比例ブロックから出馬して再選されたという。
落選中に「慰安婦問題に取り組んで、櫻井よしこさんら安倍応援団の保守論客に気に入られた」そうだ。
過激な発言で目立っていたことから、安倍総理は杉田さんは「鉄砲玉として使える」と評価。
中国ブロックの比例名簿では単独最上位という〝特別待遇〟だったという。
自民党中国ブロックの重鎮は当時「安倍首相の独断でそんな横暴が許されていいのか」とカンカンだったという。
極めて異例というか、ほぼほぼ安倍総理のえこひいきで比例名簿の最上位となり、メデタクご当選したらしい。
今年6月からは総理のおひざ元の山口県連に所属したそうだ。
だけど、それ以前は複数の県連に所属を打診したけど、比例優遇の件でのしこりと、言動がキワモノ扱いされ、どこも受入れようとしなかったそうだ。
結局、安倍総理の実弟で山口県連会長を務める岸信夫さんが地元を説得したのだそうな。
安倍さんが杉田さんを特別扱いしたあたり、刎頸の友、加計学園を特別扱いしたり、思想心情がご一緒だった森友学園を特別優遇したのとまったく一緒ですわ。
安倍総理の覚えメデタク、たいした優遇されて国会議員になったのが杉田さんってことになる。
でもってこの杉田さん、維新の会時代には同僚議員との不倫疑惑があったそうな。
そのお相手とされた人物によると、「杉田さんは、娘さんを両親に育ててもらっているので、一般的な子育ての苦労を知らない」そうだ。
待機児童問題で杉田さんはこう申しておったという。
「世の中に待機児童なんて一人もいない。子どもはみんなお母さんといたいもの。(略)待機しているのは預けたい親でしょ」と発言していたという。
お母さんと一緒にいたかったであろう自分の子どもを、親に預けっぱにしておった杉田さん、口あんぐりの発言ですわ。
調子こいてもらっては困るね。
そんなこんな、ここへきて身内の自民党内からも野田聖子自治相が杉田さんを大批判。
総裁選で安倍さんの対立候補とされる石破茂さんもこう述べたそうな。
「生産性がないなんて言ってはいけない。それが許されるようでは、自民党の多様性、懐が深いとは言わない。人の気持ちを傷つけて、平然としているような自民党であってほしいと思っていない」
自由で民主的と名付けられた政党ですから、ご無理ごもっともなのだ。
安倍さんとは同じ右寄りの石破さんですが、「キャンディーズ」のファンだったり、こういう正直な物言いをするあたり、人物として好感も持てるし、人柄も悪くない。
そんなことで相当ヤバイと思ったのか、「鉄砲玉として使える」と特別優遇してきた安倍さんまでもが、見放してきた感もある。
杉田さんと同じ思想心情の安倍さんなのに、3選目指すとなると、あっさり切り捨てようってことらしい。
だから「人柄が信用でいない」と7割の国民に言われるけど、そんなことはどうでもいいんだろう。
週刊文春記事は、こう締めくくっておる。
「与党内からも批判が相次ぐ彼女の、政治家としての「生産性」の無さは目を覆うばかりである」
まことにごもっとも!!
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