午前6時の気温はマイナス2度。
きのうよりまた1度下がって、この秋一番の寒さでござる。
そして、今日も良いお天気じゃ。
だけども、この日曜と月曜は、いよいよ雪の予報でござる。
長い冬への覚悟を、しっかり決める時が来たわけだ。
ってことで、「しんどいけど、除雪にがんばる!」覚悟と、「深雪を楽しんじゃう!」楽しみも。
いずれにせよ必要なのは「体力」なのでござる。
さて、
福井県にある高速増殖炉の「もんじゅ」について、原子力規制委の委員が以下のように述べたそうな。
「ナトリウム漏れ事故から20年。改革を繰り返してきたのに、なお満足できる成果が得られていない。もう期待するのは無理がある」。
…と、役所寄りの原子力規制委にさえ、すっかりさじを投げられた格好だ。
もんじゅは1995年というから今を去ること20年前に建設され、一度もまともに稼働したことのないビックリ仰天の施設でござる。
これまで投下された税金はなんと約1兆円だ。
プルトニウムとウランを燃料にして、「消費した以上の燃料を生む」というのがウリ。
だけど、完成直後にナトリウム事故を起こして停止。
15年後の2010年に運転再開した直後に、今度は核燃料の交換装置が原子炉容器内に落下してまたまた停止。
さっぱり動かない施設に1兆円だも、もう止めたらって話なのだ。
青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場とともに、湯水のように税金をつぎ込んでも、丸で役に立たない施設なのだ。
核燃料サイクルは、世界各国で研究はしてみたけど、すっかり中止しておる。
でもって、なんでそんなもんを続けるのかというと、これが「夢のエネルギー」だというから。
原発から出る核のゴミをリサイクルして、新しい核燃料をつくろうというわけで、これがうまく出来たら確かに核のゴミ問題も解決する。
ところがギッチョン、もんじゅも核燃料再処理工場も、さっぱりうまくいってない。
ニッポンの役人は、一度始めたことは「やめられない、とまらない」ことになっておる。
先の大戦もそうでした。
勝てる見込みなどまるでない戦争をおっぱじめて、これを止めるタイミングをずるずる引き伸ばして、多くの民間人を犠牲にしたわけだ。
だれも責任を取りたくないから、延々と続けるわけ。
まったく同じ構造で、もんじゅはなくならんってことらしい。
知恵を集める「文殊の知恵」を使って、こんなもんは止めにしたらどうかね。
憲法に違反して自衛隊員を地球の裏側に連れて行って命を危険にさらすことができるなら、こんなもん中止するのはいとも簡単だ。
こんなもんを放置しておいて、何が新三本の矢かね。
呆れかえった総理だわなぁ、、、
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