おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ああ勘違い

2006年02月12日 | Weblog
TVはトリノ五輪で大騒ぎじゃ。
そんな中、スキージャンプの原田雅彦選手が、いきなり失格したのだという。
ありゃりゃぁ~
その理由は、「スキーが長すぎた」ためだそうだ。

ついこの間まで、スキーの長さは身長の146%に決められておったそうな。
つまりスキーの長さは身長で決まっちゃう。
でもって、遠くへ飛ぶには、長いスキーで、体重が軽いのが良いとされておる。
このため背の小さいニッポン選手は減量に走っちゃって、みんなガラガラに痩せちゃった。

これ、元々ニッポン人に勝たせないための長身ぞろいの欧州陣営の知恵じゃった。
ルールで戦うのがスポーツゆえ、そのルールを西洋人向けに変えちゃったという凄い話じゃ。
ニッポンのスキー連盟は何にやってんだか。
政治力がサッパリないところは、外務省と一緒じゃね。

そんなこんなのルール改正だったけど、減量に走ったのは、実はニッポン人選手だけじゃなかった。
拒食症ばりの激ヤセ選手が各国で続出したというわけ。

そこで、前のシーズンから一定の指数を基準に、体重の軽すぎる選手のスキーを短くして選手の健康を守ろうとなった。
痩せすぎもスキーを短くしちゃうってことだ。
ニッポン人選手をターゲットにルール改正したのに、思わぬしっぺ返しが西洋人にも来たってこと。
なにやってんだか。

でもって原田選手じゃ。
新ルールをよく知らんかったための勘違いらしい。
で、失格じゃそうな。

なんと200グラム体重が足りなかったのだそうだ。
ルールをちゃんと知ってりゃねぇ、水飲んで200グラムならOK、オシッコ我慢して200グラムぐらいOKだったかも。

これもなんだかねぇ~
もちょっと、ましなルールにはならんのかなぁ。
なんかボクシングみたいで豪快なジャンプ競技にはあわない気がしちゃう。

相撲の新弟子検査でも、身長足りなかったあんちゃんが、頭にシリコン入れたのは有名な話じゃね。
原田も急きょ頭にシリコン入れたら良かったのに!?

共同通信はこのニュースをこう伝えておった。
「多くの経験を積んだ選手らしくない失態だった。大舞台で何をするか分からない、この選手らしい失敗ともいえた。」

「この選手らしい失敗」ってのが笑っちゃうけど、笑っちゃまずいね。
原田選手らしく「デヘへヘヘェ」とか言って、明るい顔して帰ってきて欲しいもんだ。

そういえば、夜の大開脚ですっかり有名になった札幌出身モーグルの里谷多英も失速。
顔はメンコイけど、あの野太い声がおぢをサッパリ刺激しない上村愛子ちゃんも5位止まり。

これからもあんまり期待はできないけれど、なんとか頑張れニッポン!!




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