まだ真っ暗という午前5時半。
気温はマイナス2度だ。
きょうは曇りの予報で最高気温もプラス5度、夜には雨か雪だという。
天気予報に「雪だるまのマーク」がこの秋、初登場だ。
さて、
総選挙で、いわゆる「103万円の壁」の見直しを訴えて、大幅な議席増を獲得したのが国民民主党の玉木雄一郎さんだ。
自民・公明が過半数を割って、玉木さんの言うこときかないと、政治はにっちもさっちもいかないことになった。
なんでもかんでも、圧倒的多数の与党が勝手に決めるより、よっぽどましだ。
玉木さんの主張通り「手取り収入を増やしてほしい」人たちが、ニッポンにはごまんといるってことでもある。
国の水準で比較して、大多数よりも貧しい状態にある「相対的貧困率」は、ニッポンの場合1985年が12.0%だった。
これが1994年が13.8%、2000年が15.3%、2018年は15.4%と貧困率は上昇の一途を辿っております。
この相対的貧困率、OECD加盟国30カ国中ニッポンはなんと上位の4位だ。
相当貧しいってこと。
G7の7か国中では、アメリカに次いで堂々2位という貧乏な国に成り下がったことを、読者の皆さんは知ってますか!?
この国では格差がじゃんじゃん拡大中で、食事もままならない人たちが急増中なのだよ。
ようは、バブル崩壊以降、ニッポンでは一人親家庭を中心に、世界最高レベルで貧困が進行中なのだ。
あっちにもこっちにも「こども食堂」ができて、食事が満足にできない子どもたちが集まってくる。
そんな中、103万円だとか106万円だとか、さらには130万円に150万円とあれこれ壁がたくさんあって、思うように働けないってどうよ???
目先の手取り収入を増やしたいため、働く時間を調整する人が多いのだ。
人手不足ですから中小企業も調整なんかされては困るし、働いて稼ぎたいのにできないのでは相当まずいんでないの?
こんなもん、政府はトットと見直すべきでしょう。
ところがここにきて、国は壁を取り払うと「国と地方を合わせて7兆円から8兆円程度の減収が見込まれる」とか言い出した。
なにが減収だ。
世界最高レベルの貧困が進行中の我がニッポン国をなんとかしないでどうするね!!
政府は7兆程度の減収で喧しいこと言うな!! って話だ。
消費税増税するたびに法人税減税してるジャンって話だ。
少数与党になったので、いまは野党の声がしっかり国政に反映する。
与党の過半数割れ、国民にとっては大変結構って話なのだ。
こういうスッタモンダこそ民主主義。
どんな国会になるのか、楽しみだなぁ~
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