あっという間に6月になってしまいました。
これから、梅雨に入るわずかな時間こそ
アウトドアを満喫するには、最高でしょう。
私が紹介している磯の生き物達も、この時期には最高です。
春程は潮も引きませんが、大潮の時を狙えばまだまだ十分磯観察を楽しめます。
磯は海と陸とを繋ぐ貴重な空間です。
陸の影響は、まず磯に現れそして海へと繋がっています。
潮の干満によって、海になったり陸になったりするというのは
考えてみると非常に面白い空間です。
そんなどちらにも属しきらない、異空間だからこそ
不思議な生き物達がいるのです。
今日、ご紹介するのは「カラマツガイ」です。
先週、紹介した「ヨメガサ」と似た形をしていますが
全く、違う生き物だと思って下さい。
皆さん、貝と言えば水中の生き物のイメージが強いはずです。
水中の生き物と言えば、普通「エラ呼吸」をしていると思うでしょう。
ところが、このカラマツガサは有肺類なのです。
写真の左上やや飛び出した部分(肋)に呼吸孔が開いています。
どちらかと言うと、カタツムリに近いのかも知れません。
しかし、ちゃんと鰓もあると言うのがこのカラマツガイ科の特徴です。
なので、潮が引くと藻を食べに動き回ります。
しかも帰家習性を持ち、ちゃんと動き回った後は自分の場所に戻るから面白いです。
春~夏にかけて黄土色の卵を指輪型に産み付けます。
先日、磯で見た時もいっぱい産んでいました。
今度、このカラマツガイの帰家行動をジックリ観察してみたいですね。
これから、梅雨に入るわずかな時間こそ
アウトドアを満喫するには、最高でしょう。
私が紹介している磯の生き物達も、この時期には最高です。
春程は潮も引きませんが、大潮の時を狙えばまだまだ十分磯観察を楽しめます。
磯は海と陸とを繋ぐ貴重な空間です。
陸の影響は、まず磯に現れそして海へと繋がっています。
潮の干満によって、海になったり陸になったりするというのは
考えてみると非常に面白い空間です。
そんなどちらにも属しきらない、異空間だからこそ
不思議な生き物達がいるのです。
今日、ご紹介するのは「カラマツガイ」です。
先週、紹介した「ヨメガサ」と似た形をしていますが
全く、違う生き物だと思って下さい。
皆さん、貝と言えば水中の生き物のイメージが強いはずです。
水中の生き物と言えば、普通「エラ呼吸」をしていると思うでしょう。
ところが、このカラマツガサは有肺類なのです。
写真の左上やや飛び出した部分(肋)に呼吸孔が開いています。
どちらかと言うと、カタツムリに近いのかも知れません。
しかし、ちゃんと鰓もあると言うのがこのカラマツガイ科の特徴です。
なので、潮が引くと藻を食べに動き回ります。
しかも帰家習性を持ち、ちゃんと動き回った後は自分の場所に戻るから面白いです。
春~夏にかけて黄土色の卵を指輪型に産み付けます。
先日、磯で見た時もいっぱい産んでいました。
今度、このカラマツガイの帰家行動をジックリ観察してみたいですね。