グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

赤い実

2009年06月05日 | 植物
 今日は、朝から一日雨が降っていました。
梅雨入り宣言も間近でしょう、曇りや雨の日が多くなって来ました。
島の真ん中に大きな三原山がある大島は、
南部と北部で天気が異なることがよくあります。

 昨日の朝も前夜の大雨で外はビショ濡れでしたが、
それは島の南部にある我が家の周辺だけで、
元町に着いたら、あまり湿っていませんでした。
南部と北部、山の上と下界など、島内の移動でも、
この時季は特に注意が必要ですね。

 春早くタラの芽に似た新芽を出したと思うと、
4月には淡い黄白色の小さな花をたくさん付けたニワトコの枝先が、
鮮やかな赤い実になって重くなり、窓辺に垂れて来ました。
今朝は雨で濡れて手が届きそうなほど近くに下がっているところを
撮ってみました。

 別名、接骨木(セッコツボク)と言われて、
民間薬としていろいろに使われてきたようですが、
私は試したことがありません。
枝などを乾燥させたり、黒焼きにして、
骨折や打ち身の際に用いるそうです。
お世話になるようなことには、なりたくないですね。




こちらは、果実が黄色に熟すタイプで「キミノニワトコ」といいます。

(なるせ)
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