グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ほおずき三姉妹

2012年11月16日 | 植物
今日は快晴で、富士山が元町港からよく見えました。
東京からのジェットフォイルが来たところ。
日中は暖かく、来客のための布団がふかふかに干せました。


先週、フノウの滝の水源にあったハダカホオズキを紹介しました。
近所の海岸へ行く沢にも数株があるところをみると、
水分の多い湿った場所を好むようです。

もう1度、ハダカホオズキの赤く色づき始めた実↓



大島では、集落の近くや、道路脇など里山でよく出会うのは、
こちらのイヌホオズキの方でしょう↓

実は熟すと、黒くなりますね。

ナス科なので、トマトなどにも似た花です。
まだ、まだ、花がいくつも咲いていました。


今まで気づいていなかったのですが、
イヌホオズキのガクの部分・・・ヘタの部分が、5角の星型なのでした!

ハダカホオズキの方は、丸いですね。

これは、まだ熟していないイヌホオズキの実↓

みんな星型でしょ!?

昨秋、センナリホオズキも紹介しましたが、今年は同じ場所へ行っても見つかりませんでした。
ホオズキ3兄弟というか・・・かわいらしいので、3姉妹でしょうか?
3姉妹そろえたかったのに、残念!(笑)

縁日や、ホオズキ市で売られるホオズキの実を包んでいる大きな袋も、
センナリホオズキの袋も、この同じガクが変化(進化?)したものだそうです。

【今日のオマケ】
立冬を過ぎて、朝夕、寒さを感じます。
かじられたアシタバの葉の陰で、冬越しする子がいました。

右側の所、分かりましたか?

ここです↓

春まで、長いけど大丈夫かな?
サナギは、キアゲハです(たぶん)。

(なるせ)

コメント
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