グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

小さな豆

2012年11月30日 | 植物
11月も今日で最後ですねー。

この暖かい大島でもハゼの仲間は見事な紅葉を見せてくれます!
正確には、ハゼノキあるいはヤマハゼといい、ウルシ科ウルシ属で、
同属のヌルデと違って大島ではあまり見かけません。

この葉も奇数羽状複葉で、サクノキに似てますなあ。


この木は、ハゼノキなのか、ヤマハゼなのか?

新芽に毛が生えているとヤマハゼなのですが、未確認でした。
来春の課題として・・・。


1年草のヤブマメは、葉を枯らし、


うっかりすると見過ごしてしまうような小さな葉っぱも黄葉してます。
5センチほどのヤブマメの葉は、大きなクズの葉と比べると、

こんなに大きさが違います。
クズは寒さに強いのか、まだ緑色で元気そう。

ヤブマメは、命を種子に収納して冬に備えます。

この2センチほどのサヤは、
細かな毛がはえていて枝豆を小さくした感じ。

探してみると、あるものですね。


あっちにも、こっちにも、

かわいい豆のサヤが、ぶら下がっています。

少し拝借して、開いてみます。

ほぼ、3粒ずつの豆が入っていました。

これ、写真では分かりにくいと思いますが、

ツルに付いていたサヤは、サヤの両側がねじれてこより状になって、
豆まきをしたようです(笑)

これで、ヤブマメの1年のお仕事は終了。

めでたし、めでたし。

(なるせ)
コメント
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