グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

冬咲くユリの花

2013年01月11日 | 植物
この植物は、子どもの頃からあまりに身近にあったからか、
どうしたわけか、今までサボテンの親戚か仲間と思い込んでいました。

今回、花をよく見て、

ユリの花!?
    ・・・と驚いたわけです。

そっくりでしょう。

通称キダチアロエ。

原産地はアフリカとのこと。移入種ですね。
ユリの花にそっくりなはずで、ユリ科なのでした(汗)。

キダチアロエは変種が多いそうで、
裏庭にあるこのキダチアロエの正確な名は分かりません(今のところ)

大島では露地で、この時季こうして次々に花を咲かせてくれる
たくましく元気な植物です。

茎を切って放置すると、根を出して茂ります。

葉を1枚切り取って、肉厚の硬い皮の部分を取り除くと
中は半透明のゼリー状です。
これは試したことがあるのですが(笑)、
皮の部分が苦いのです。

民間療法では、葉をすり下ろして胃腸薬にしますね。
二日酔いにも良かったはずです。

穂のよいになる花は、

こんな具合に下から順番に咲いていきます。

タネで増えている(実生)のは見たことがないので、
種子が出来ているのかどうか疑問です。

下から覗き込むようにすると、

ユリの花が、たくさん並んで咲いているのが、
よく分かると思います。

匂いはかすかにする程度です。
今度見かけたら、近くで見てやって下さい。

【おまけの1枚】
今日、陽だまりでイガアザミも咲いていました。


(なるせ)

コメント
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