裏砂漠と椿と富士山と

一昨日「裏砂漠と椿が見たい」というリクエストで、ツアーに行って来ました。
私と同年代のご夫婦と、娘さんの家族旅行。

最初に裏砂漠に行ったのですが、なんとも「爽快～！」な景色でした。

青空に、一直線に伸びる数本の白い雲！！

へんてこな形の雲も面白いけれど、ここまで真っ直ぐに伸びられると…
こちらも背筋が伸びます！（笑）

とにかく気分いい～！

道中、大島ではあまり見かけない「霜柱」も見つけました。

黒い溶岩が白くなってます。

近づいて良く見たら…すごくキレイ！
まるでガラス細工のようにキラキラしています！

思わず手に取ったら、その瞬間に粉々に崩れてしまいました。
もろくて、あっという間に消えてしまうものだから、これほど美しいのでしょうか？

「砂漠」に続いて「砂の浜」にも行きました。
大島の火山と海が作った「黒い砂浜」を見ていただきたくて…。

みなさん「砂が黒い」という説明に、かなり興味を持たれたようです。
「黒い砂浜なんて見たことない。」とお客様。

この言葉を聞いて「あれ？どのぐらい黒いと思われているのだろう？」と少し心配になりました。
「炭のような黒」だったらたぶんイメージが違います。

「イメージより少しグレーかもしれません。」と弱気な発言をする私。（笑）
そして砂浜に降り立った時…

「黒いですよ。」「こんな色の海岸見たことない。」とお客様。
あ～良かった、安心しました。（笑）

黒い砂地は、泡立つ波の白さが目立ちます。

この黒と白の色分けが、大島らしいです。

そして空には、この日も「あばら骨」
お客様が見つけて教えてくれました。

「変わった雲ですね。」
確かに！

調べてみたら「肋骨雲」と呼ばれる雲があるようです。
今度、雲も勉強しなくては…。

さて、黒い砂の後は、赤いヤブツバキです。
椿の森に向かう途中、樹齢３００年と言われる大木に立ち寄りました。

真下に立つと木の大きさが良くわかります。
幹に触れると、元気がもらえるような気も！

頭上の花も、少しずつ咲き始めました。

満開になるのが楽しみです！

青空と椿。

お客様も奇麗な椿を見つけて、写真を撮っていました。

ツアーの締めくくりは、富士山さがし。

雲の中に頭だけのぞかせている富士山を、みんなでさがしました。
写真の中の富士山、見つかるでしょうか？

少しズームしてみましょう。

かなり、雲に溶け込んでいますね。
でも、全員が富士山の姿を見つけました。

頭の上しか見えなくても「富士山」ってわかるのは、私たちが日本人だからかもしれませんね。
日本人は、ほぼ全員が富士山好きですから！

と、このように、黒い砂と赤い椿と白い富士山を楽しんだ１日でした。

おまけ。

今日の富士山です。

久々にリサーチで１人で山に登りました。


黒い火山の島から、海に浮かぶような日本を代表する火山を眺める気分は最高でした～。

（カナ）