3月14日~15日、環境省との協力のもとで実施された、ジオパーク推進委員会主催の「崩壊斜面モニタリング調査」に参加したので報告します。
昨年11~12月、土砂災害で崩壊した元町地区の斜面が、再び崩れて土石流などを起こさないようにするため、ヘリコプターから植物の種がまかれました。その場所の植生がどのように回復してくるか、土壌の流出状況がどのように変化してくるか、みんなの目で見ていこうという取り組みです。
3月14日の19時~21時はモニタリング調査説明会&勉強会で、約40名が参加しました。
東京農工大学の石川芳治教授から、森林の役目や、鹿の食害調査の結果などの話がありました。(石川氏は奥多摩などで、鹿によって草や木が食べられ、表土がむき出しになったことで土砂崩れが増えていることから、鹿の食害調査などをされている方です。)
実例を挙げての説明の後のまとめは・・・
要するに、草が生えていない裸地だと、落葉、落枝も流されやすく、表土が削れると
のことでした。
そして今回の調査の概要を。
まずは土砂流出量の調査。
5×2mの範囲を決め、その下に土砂の補足箱を作って、量をはかるとのこと。
実物はこんな感じ。
大雨の後毎に計れば、より細かいデーターはとれるので、可能であればそのようにした方が良いとのことです。
行程の詳細。
続いて植生回復調査。
何割ぐらいの植生が回復しているかは目視でもわかりますが・・・
枠の下方から写真を撮っておけば、フォトショップの台形補正でデーターとしてとっておけるとのこと。
(なるほど!)
そして、どのような植物が生えているかも、調べるようです。
わからないものは写真に撮って、あとでゆっくり調べれば良いそう。
この後、様々な質問も出ましたが、今回はこれぐらいで・・・。
明日は、実際の現場での様子を報告します。
(カナ)
昨年11~12月、土砂災害で崩壊した元町地区の斜面が、再び崩れて土石流などを起こさないようにするため、ヘリコプターから植物の種がまかれました。その場所の植生がどのように回復してくるか、土壌の流出状況がどのように変化してくるか、みんなの目で見ていこうという取り組みです。
3月14日の19時~21時はモニタリング調査説明会&勉強会で、約40名が参加しました。
東京農工大学の石川芳治教授から、森林の役目や、鹿の食害調査の結果などの話がありました。(石川氏は奥多摩などで、鹿によって草や木が食べられ、表土がむき出しになったことで土砂崩れが増えていることから、鹿の食害調査などをされている方です。)
実例を挙げての説明の後のまとめは・・・
要するに、草が生えていない裸地だと、落葉、落枝も流されやすく、表土が削れると
のことでした。
そして今回の調査の概要を。
まずは土砂流出量の調査。
5×2mの範囲を決め、その下に土砂の補足箱を作って、量をはかるとのこと。
実物はこんな感じ。
大雨の後毎に計れば、より細かいデーターはとれるので、可能であればそのようにした方が良いとのことです。
行程の詳細。
続いて植生回復調査。
何割ぐらいの植生が回復しているかは目視でもわかりますが・・・
枠の下方から写真を撮っておけば、フォトショップの台形補正でデーターとしてとっておけるとのこと。
(なるほど!)
そして、どのような植物が生えているかも、調べるようです。
わからないものは写真に撮って、あとでゆっくり調べれば良いそう。
この後、様々な質問も出ましたが、今回はこれぐらいで・・・。
明日は、実際の現場での様子を報告します。
(カナ)