本日午後、町立第二中学校1年生19名の理科校外学習に、ガイドとして参加しました。
2年前とほぼ同じクイズから、1枚だけ写真を差し替えて全員に配布。
1552年(?)噴火で流れた溶岩に沿って、謎解きを楽しむことにしました。
最初の訪問地は桜株。
「なぜ樹齢800年の木が、約460年の溶岩流上に生えているのか?」
この不思議な出来事に生徒さん達からは・・・
「何かの原因で、ここだけ避けて溶岩流が流れた!」
「根っこが焼け残って再生した!」
「回りの木が溶岩を止めた!」などなど、次々に回答が飛び出します。
活発だなぁ~(感心)
続いて『石の反り橋』にいくために森へ。
みんな、この場所は初めてだったようで、森の中に突然現れる溶岩アーチを見て「すげー」という声もチラホラ。
で「森の中に溶岩アーチ?どうやってできた?」の質問には・・・
「土の上に溶岩が流れ、土が雨でけずられた。」
「別の溶岩が溶かした。」などなど、ここでも次々に誰かが答えていました。
溶岩のアーチの近くにある、なにやら石が積んである凹み。
「コレはなに?」の質問に対しても・・・
「防空壕!」「井戸!」「トイレ!」「火山岩が飛んできてどかんと穴を開けた!」「噴火口!」途切れることなく、返答がありました。(実はここは炭焼き窯の跡です)
「石が並んでいるから人工的なものみたいだね。この前の研究発表で、発表されていたぞ」などY先生は生徒さんとの受け答えの中で、皆を引きつけて答えに導いていきます。
2年前と同様、Y先生の語りの上手さに聞き惚れました。
生徒さん達も真剣に聞いて、一生懸命考えていました。
森の中でのジオ学習、本当にステキでした。
さて、最後の訪問先は『笠松』
クイズは・・・
かなり難易度の高い質問だと思うのですが、ここでも・・・
「風に削られて溶岩が飛んできて積もった!」
「溶岩が流れてくるときに固まってごろごろになった!」
「空中で石がぶつかって、積もった!」
「地震で崩れて波で削られた!」
「海で冷えて固まった!」
中には火山専門家の意見と、かなり近いものもありました。(素晴らしい!)
そして最後に、それぞれが自由に「面白いもの」を探しました。
見つかったものは、黒い溶岩の一面だけが、茶色い絵の具を塗ったような岩や・・・
「これでサッカーやったら足が強くなるね。」と話題になった(?)まん丸溶岩。
溶岩のヘリに座って観察していた男子と先生からは「ここはなんで上がガラガラなのに、中は固そうな石なのですか?」と質問がありました。質問を聞いて初めて、この場所に溶岩流の綺麗な断面が出ているのがわかりました。
その時には写真を撮る時間がなかったので、解散後に行き直して、断面の写真を撮ってきたのがこれです。
空気と地面で冷やされて固まった岩が、熱い溶岩で引っ張られてガラガラ崩れ、中身はゆっくり冷えて堅くなったのがよくわかる風景・・・なのですが、手前の植物でよく見えないですね(^_^;
さらに「ここだけ植物がほとんど生えていないのはなぜですか?」の質問もありました。確かに、何も植物が生えていない場所と、緑の場所がハッキリ分かれています。
ううむ~、なぜでしょう?
周囲を見るに、波のかかる場所かどうか?のような気もしますがどうでしょう?
実際にどうなのかは、海が大荒れの時に、ここに来て観察してみないとわからないかも・・・。
・・・ということで「?」がいっぱいのジオ学習でしたが、みんなが真剣に考えて、様々な答えを探してくれたのが嬉しかったです。
目の前の景色から不思議を見つけられる、様々な方向から答えを探せる中学1年生達。
みんなの成長が、楽しみです!
(カナ)
2年前とほぼ同じクイズから、1枚だけ写真を差し替えて全員に配布。
1552年(?)噴火で流れた溶岩に沿って、謎解きを楽しむことにしました。
最初の訪問地は桜株。
「なぜ樹齢800年の木が、約460年の溶岩流上に生えているのか?」
この不思議な出来事に生徒さん達からは・・・
「何かの原因で、ここだけ避けて溶岩流が流れた!」
「根っこが焼け残って再生した!」
「回りの木が溶岩を止めた!」などなど、次々に回答が飛び出します。
活発だなぁ~(感心)
続いて『石の反り橋』にいくために森へ。
みんな、この場所は初めてだったようで、森の中に突然現れる溶岩アーチを見て「すげー」という声もチラホラ。
で「森の中に溶岩アーチ?どうやってできた?」の質問には・・・
「土の上に溶岩が流れ、土が雨でけずられた。」
「別の溶岩が溶かした。」などなど、ここでも次々に誰かが答えていました。
溶岩のアーチの近くにある、なにやら石が積んである凹み。
「コレはなに?」の質問に対しても・・・
「防空壕!」「井戸!」「トイレ!」「火山岩が飛んできてどかんと穴を開けた!」「噴火口!」途切れることなく、返答がありました。(実はここは炭焼き窯の跡です)
「石が並んでいるから人工的なものみたいだね。この前の研究発表で、発表されていたぞ」などY先生は生徒さんとの受け答えの中で、皆を引きつけて答えに導いていきます。
2年前と同様、Y先生の語りの上手さに聞き惚れました。
生徒さん達も真剣に聞いて、一生懸命考えていました。
森の中でのジオ学習、本当にステキでした。
さて、最後の訪問先は『笠松』
クイズは・・・
かなり難易度の高い質問だと思うのですが、ここでも・・・
「風に削られて溶岩が飛んできて積もった!」
「溶岩が流れてくるときに固まってごろごろになった!」
「空中で石がぶつかって、積もった!」
「地震で崩れて波で削られた!」
「海で冷えて固まった!」
中には火山専門家の意見と、かなり近いものもありました。(素晴らしい!)
そして最後に、それぞれが自由に「面白いもの」を探しました。
見つかったものは、黒い溶岩の一面だけが、茶色い絵の具を塗ったような岩や・・・
「これでサッカーやったら足が強くなるね。」と話題になった(?)まん丸溶岩。
溶岩のヘリに座って観察していた男子と先生からは「ここはなんで上がガラガラなのに、中は固そうな石なのですか?」と質問がありました。質問を聞いて初めて、この場所に溶岩流の綺麗な断面が出ているのがわかりました。
その時には写真を撮る時間がなかったので、解散後に行き直して、断面の写真を撮ってきたのがこれです。
空気と地面で冷やされて固まった岩が、熱い溶岩で引っ張られてガラガラ崩れ、中身はゆっくり冷えて堅くなったのがよくわかる風景・・・なのですが、手前の植物でよく見えないですね(^_^;
さらに「ここだけ植物がほとんど生えていないのはなぜですか?」の質問もありました。確かに、何も植物が生えていない場所と、緑の場所がハッキリ分かれています。
ううむ~、なぜでしょう?
周囲を見るに、波のかかる場所かどうか?のような気もしますがどうでしょう?
実際にどうなのかは、海が大荒れの時に、ここに来て観察してみないとわからないかも・・・。
・・・ということで「?」がいっぱいのジオ学習でしたが、みんなが真剣に考えて、様々な答えを探してくれたのが嬉しかったです。
目の前の景色から不思議を見つけられる、様々な方向から答えを探せる中学1年生達。
みんなの成長が、楽しみです!
(カナ)