グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

森の先には

2015年05月05日 | ツアー
報告が1日遅れになっていますが、一昨日と昨日のツアー風景を少し・・・

5月3日
2名3組のお客様とフルコース。

山は最初、霧が覆っていたものの・・・


みるみる晴れて快晴に!


360度見渡せる『剣が峰』からは、三原山の大きな火口と一緒に三宅島まで見渡せました!

ここでお弁当?と思いましたが、虫がブンブン飛び回り賑やかだったので・・・

“1滴の溶岩”までおりてランチタイム。

黒い溶岩の上はポカポカで熱いぐらいでした~。

裏砂漠でも、思い思いに時を過ごしました。

このあと、皆さんそれぞれにジャンプして、写真を撮っていました~。

ところでお客様の発想に「!」と思うことが良くありますが、この日もそうでした。

この風景を見て「動物たちが石になっちゃったんですね」とお客様。

「動物に見える溶岩」ではなく「動物が石になった」という発想が面白かったです。

そして、草原から森に続く1本道を歩きながら・・・

「面白いですね。何もないところに草地ができて、森ができて、そして最後に温泉ホテルができたんですね。」とお客様。温泉ホテルまでつなげる発想・・・はじめてでした!

5月4日・午前中
大人が3人、0歳から6歳までの子供達が5人の、2組のご家族との2時間コース。

溶岩は、子供たちの遊び道具です。


石(溶岩)蹴りをしたあとは、溶岩と足の記念撮影~のはずでしたが・・・

みんなの足が次々出てくるので、溶岩はお隠れに(笑)

溶岩の階段(?)を登り、山頂(?)に到達。

子供たち、とっても楽しそうでした。

続いて火山灰斜面へ、砂滑りに。

斜面の角度が緩くて、滑りにくそうです。

3歳(たしか)の男の子が、自力で急斜面を見つけました!
どんどん登っていき、他の子供達も後に続きました。

お父さんも安全要員で参加してくれて、全員無事に上の地面に到達しました。
みんな、たくましい~!

同日・午後
私と同年代のご夫婦と裏砂漠へ。

霧の動きと・・・


時々見える遠くの景色を楽しみました。


28年前の溶岩の上に、背の低いシロダモを見つけました!

森に生えると思っていた木ですが、荒涼とした溶岩の上でも生きることができるのですね!
この木に適応力があるのか、それとも土壌の条件がここだけ特別なのか・・・どちらでしょう?

そして、森の中の生き生きとしたコケの緑!

フカフカの手触りを楽しみながら、皆で見とれました。

またまた楽しい2日間。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(カナ)
コメント
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