桜島錦江湾ジオパークのガイド講習でお話をする機会をいただき、鹿児島に来ました。
朝一番の飛行機で飛んで、昼過ぎに桜島へ。
前回桜島フェリーに乗ったときは雨で何も見えなかったのですが、今日はあこがれの活火山・桜島がハッキリ見えました!
船で近づいていく感じがたまりません~。
船を下りたら桜島ミュージアムの濱平さんが迎えに来てくれていて、山の4合目にある湯之平展望台を目指す事になりました。
途中「火山灰ロードスィーパー」という、路上の火山灰を掃除するための車を教えてもらいました。
タイヤの間の、ブラシみたいなもので掃除するようです。(暗くてよく見えず、スミマセン~)
噂には聞いていたけれど、実物を見たことがなかった「火山灰ロードスィーパー」がこんなに何台も並んでいるなんて…
さすが活火山の桜島だなぁ~と感動しました。
続いて、こんな看板も教えてもらいました。
農家は沢山あるけれど、一番見やすい場所に看板を置かせてもらっているのだそうです。
「小ミカンの畑」がジオサイト!
島の産業をジオサイトとして見せるのって良いですよね!
そして…思わず「おおお~!!」っと叫んでしまった湯之平展望台の景色! ・
大迫力の火山の姿に、惚れ惚れしました~。
浸食によってかなり削られているそうで、下には茶色の円柱型の砂防ダムが見えます。
伊豆大島では見たことのない砂防ダムですが、円柱の中にも土砂を溜められるので、より大量の土砂を受け止められるのだそうです。
展望台から約3万年前の噴火でできた巨大な凹地(カルデラ)や、溶岩が流れてできた平らな土地を観察し…
ジオラマで確認。
様々な年代の溶岩流で、桜島の地面が作られているのが良くわかりました。
さて、大きな火山地形を眺めたあとは「ちょっと通な場所」に案内してもらいました。
ヤブの中に入っていく濱平さんの行く手には…
土石流で曲がった橋が出てきました。
ガードレールの下のコンクリートが、かなりズレていました!
土石流パワー…恐ろしすぎます。
そしてついに、前回はやはり雨で行けなかった「温泉掘り体験」ができる有村海岸へ。
温泉はいつでも掘れるわけではなく、潮位がちょうど良い時間帯を狙わないとダメなようです。
浜にはオレンジや白や黒の軽石が打ち上げられていてビックリしました。
色は違っても、全部水に浮くのだそうです(浮かべてみたい~!)
濱平さんがシャベルで海岸に穴を掘ると、そこから暖かいお湯がわき出してきました。
水の染みない1人用のマットを用意してくれたので、その上に座って足湯。
もう最高~~~です!
波のBGMを聞きながら、足はポカポカで、目の前はキラキラの海!
…こんな贅沢があって良いのでしょうか??
許されるなら、ずっとここでノンビリしていたい気分でした。
足湯用の穴から「半水面写真」にも挑戦してみました。
足湯から見た海!
足湯から見た火山!!
いかがでしょう~?
(堀りかた次第で、もっと色々な写真が撮れそうです)
ところで火山といえば、ここは安永、大正、昭和と年代の違う溶岩が見られる場所なのだそうです。
濱平さんが向かっているのが安永時代の噴火で流れた溶岩。
左側の盛り上がりが昭和溶岩で右手奥が大正溶岩。
遠目に見ただけでは違いは良くわからないけれど、噴火の度に溶岩が海まで達し、地面を増やしてきたことは実感できました。
そして、ここでも土石流のパワーを感じる風景が…
こんなに大きなものを運べる「水」の力は本当にスゴいです。
滞在約2時間の短い時間でしたが「桜島火山」をめいっぱい堪能しました。
濱平さん、ありがとうございました。
皆さんも桜島に行く機会があったら、ぜひガイドツアーに参加してみてください。
http://www.sakurajima.gr.jp/program/000730.html
きっと他ではできない充実した体験ができると思います。
(カナ)
朝一番の飛行機で飛んで、昼過ぎに桜島へ。
前回桜島フェリーに乗ったときは雨で何も見えなかったのですが、今日はあこがれの活火山・桜島がハッキリ見えました!
船で近づいていく感じがたまりません~。
船を下りたら桜島ミュージアムの濱平さんが迎えに来てくれていて、山の4合目にある湯之平展望台を目指す事になりました。
途中「火山灰ロードスィーパー」という、路上の火山灰を掃除するための車を教えてもらいました。
タイヤの間の、ブラシみたいなもので掃除するようです。(暗くてよく見えず、スミマセン~)
噂には聞いていたけれど、実物を見たことがなかった「火山灰ロードスィーパー」がこんなに何台も並んでいるなんて…
さすが活火山の桜島だなぁ~と感動しました。
続いて、こんな看板も教えてもらいました。
農家は沢山あるけれど、一番見やすい場所に看板を置かせてもらっているのだそうです。
「小ミカンの畑」がジオサイト!
島の産業をジオサイトとして見せるのって良いですよね!
そして…思わず「おおお~!!」っと叫んでしまった湯之平展望台の景色! ・
大迫力の火山の姿に、惚れ惚れしました~。
浸食によってかなり削られているそうで、下には茶色の円柱型の砂防ダムが見えます。
伊豆大島では見たことのない砂防ダムですが、円柱の中にも土砂を溜められるので、より大量の土砂を受け止められるのだそうです。
展望台から約3万年前の噴火でできた巨大な凹地(カルデラ)や、溶岩が流れてできた平らな土地を観察し…
ジオラマで確認。
様々な年代の溶岩流で、桜島の地面が作られているのが良くわかりました。
さて、大きな火山地形を眺めたあとは「ちょっと通な場所」に案内してもらいました。
ヤブの中に入っていく濱平さんの行く手には…
土石流で曲がった橋が出てきました。
ガードレールの下のコンクリートが、かなりズレていました!
土石流パワー…恐ろしすぎます。
そしてついに、前回はやはり雨で行けなかった「温泉掘り体験」ができる有村海岸へ。
温泉はいつでも掘れるわけではなく、潮位がちょうど良い時間帯を狙わないとダメなようです。
浜にはオレンジや白や黒の軽石が打ち上げられていてビックリしました。
色は違っても、全部水に浮くのだそうです(浮かべてみたい~!)
濱平さんがシャベルで海岸に穴を掘ると、そこから暖かいお湯がわき出してきました。
水の染みない1人用のマットを用意してくれたので、その上に座って足湯。
もう最高~~~です!
波のBGMを聞きながら、足はポカポカで、目の前はキラキラの海!
…こんな贅沢があって良いのでしょうか??
許されるなら、ずっとここでノンビリしていたい気分でした。
足湯用の穴から「半水面写真」にも挑戦してみました。
足湯から見た海!
足湯から見た火山!!
いかがでしょう~?
(堀りかた次第で、もっと色々な写真が撮れそうです)
ところで火山といえば、ここは安永、大正、昭和と年代の違う溶岩が見られる場所なのだそうです。
濱平さんが向かっているのが安永時代の噴火で流れた溶岩。
左側の盛り上がりが昭和溶岩で右手奥が大正溶岩。
遠目に見ただけでは違いは良くわからないけれど、噴火の度に溶岩が海まで達し、地面を増やしてきたことは実感できました。
そして、ここでも土石流のパワーを感じる風景が…
こんなに大きなものを運べる「水」の力は本当にスゴいです。
滞在約2時間の短い時間でしたが「桜島火山」をめいっぱい堪能しました。
濱平さん、ありがとうございました。
皆さんも桜島に行く機会があったら、ぜひガイドツアーに参加してみてください。
http://www.sakurajima.gr.jp/program/000730.html
きっと他ではできない充実した体験ができると思います。
(カナ)