グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

昨日の夕陽

2016年01月17日 | ツアー
昨日、女性2名のお客様と、三原山半日ツアーに行って来ました。

穴がいっぱい開いた溶岩を見て「カリントウみたい!」と感想を述べてくれたお客様。

そうか~カリントウかあ…。

これがみんな、カリントウだったら面白いです!


お客様はさらに、縄模様の溶岩観察後…

噴火で溶岩が凹地(カルデラ)を満たしていく様子を「お皿に生クリームが満ちるように」と表現してくれました。

…で、「カリントウの上からお皿の縁を眺める」の図(?)


この後、下山中に「顔」を見つけました!

現場では、左目をつぶってウィンクしている「顔」に見えると話題になったのですが…

改めて写真を見たら、上下逆の方が「顔」っぽかったです…?(笑)


雨の後だけ水が溜まるこの場所の地面に…


プクプクと泡がはじけた跡がついているのを、お客様が発見。

水が溜まっている時に抜けた気泡がそのまま固まったと思われます。

…とこんなふうに、のんびり観察して戻ってきたら、傾いた太陽が三原山を照らしていました。

日没が迫っています。
「海に沈む夕陽を見ましょう!」ということで、急いで山を降りました。

ギリギリ間に合った日没。

すご~く潮が引いていて、いつもは海面下にある岩が出ていました。

沖の岩で波が砕けるので、まるで湖のように静かな波打ち際…

水にピンクの雲が映ってキレイでした~。

砕ける白波も素敵ですが、「動かない水」というのはとてもスペシャルな感じがします。

「今日も地球は動いてる!」とお客様。
全くもって私も、同感でした。

(カナ)






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