グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

理科の先生との2回目ツアー

2018年12月13日 | ツアー
昨年、娘さんとツアーに参加してくれた理科の先生(Sさん)が、こんどはお友達を誘って来島してくれました。

リクエストは前回同様「再生の道」を歩いて裏砂漠に抜けるコース。

ご自分が見て良かったものを、お友達にも見てもらいたいということでした(嬉)

Sさんは理科の先生らしい観察力を発揮して、いろいろ見つけてくれました。

まずはコレ…

宙を漂う(?)ツルマサキの気根(茎から生えた根)です!

普段は他の木に這い上るために使う気根ですが…


巻きつき先を求めて、道を横断しようとしているようでした。

…無事巻きつく相手を見つけられるのでしょうか?

足元の草を見て「ウラジロハハコグサモドキが入ってきている!これが入ってくるとどんどん増えて大変ですよ!」とSさん。

道沿いに何株も見つかりました。
イママデキガツカナカッタ(^◇^;)

お友達と一緒に溶岩の造形を楽しみながら、裏砂漠に到達!


帰りは「1本道だ!」と、ススキに囲まれた溶岩地帯の道を楽しそうに進まれていました。

いつもは岩の形に気を取られてこの場所で「1本道」を意識したことはありませんが、確かに短いけれど真っ直ぐで気持ちの良い道ですね😀

そして本格的(?)1本道。

夏は全体が緑色だけれど、今は草地に常緑の木々が育っているのが良くわかります。
(まさに「いつか森になる道」…ですよね!)

石の表面に水をかけて、苔と地衣類(菌の仲間)が同居しているのを見分ける(苔は緑色に変わる)という理科の先生らしい実験も行いました😀


盛り上がったのは、満開の椿の花と…


フワフワのススキが一緒に見られる“例年にはない風景”でした。


赤い花をいっぱいつけた椿の木と、まるでお供のようなススキたち…。

とても新鮮でした〜😀

1本だけビヨ〜ンと長く伸びた花一輪も可愛かったし…


秋を彩るオオムラサキシキブの鮮やかな紫の実と、椿の花の取り合わせも綺麗でした。

小さな発見がたくさんの、楽しいツアーでした💕

2回目のツアーご参加、ありがとうございました!
3回目も楽しみに、お待ちしています!😀

(かな)

コメント
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