グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

もしかして大発見??

2018年12月21日 | 火山・ジオパーク
天気がよかったので、夫と弘法浜にフリスビーしにきました


しばらく遊んだら少し風が吹いてきたので、帰ろう…としたけれど

あ、流紋岩!
新島から流れ着いてきたのでしょう!
いや式根?神津かな??


なんて始まっちゃって、やっぱりおとなしくは帰れません。

サンゴの石ないかな~
と思ってみてたけど、なかなか見つからない
流紋岩に似てるけどよく見ると違うのがおもしろいのだけど。

代わりにこんなのを見つけました
スコリアに白い塊がくっついてる


ひっくり返してみると、、、ひゃー!

これもサンゴ…?生きてる時はどんな姿なのでしょう。


たぶんだれかの集めた貝殻たち


だいぶ風化した赤いスコリア

何年くらいしたらこんな風に風化するのでしょう??

オレンジの流紋岩!

酸化?いや風化か?!
そういえばこの前、風化とは具体的にどのような化学的な作用なのか?
と聞かれてからずっと気になっています。
今度K先生に聞いてみよう!

わ、すんごい風化した流紋岩?!

と思ったら発泡スチロールでした^_^;


ゴローンと横になったら、目線の先に緑の砂が…

んん?こ、これはもしやカンラン石?!

カンラン石はマントルに多く含まれていて、
噴火と共に巻き込まれて出てくることもある(地上に出てきてから結晶化することもあるらしい?)
と知ってから、目が無意識に探しているようです。
もしかして大発見しちゃったかも!

ちなみにこんなサイズ



元町の浜は、1338年の溶岩流を境に
右側が弘法浜、左側が地引浜(湯の浜)と呼ばれています。

地引浜の方に歩いていったら、


フキだまりがあって、あれ?なんかさっきのと色が似てる…


もしかしてプラスチ…いやいやまだわかりません!
これも年明けのガイド講座で来てくれた時にK先生に聞いてみましょう。


先日のガイド講座は、「伊豆大島の歴史と暮らし」というテーマでした。
地引浜の奥の地層から、大島で(今のところ)最古の縄文時代の遺跡が見つかっている!
ことなどなど、詳しく教えて頂きました。
去年の講座からさらに進化していて、さらに目からうろこ!
講座の様子はこちら


遺跡の地層も観察したい~
でしたが、残念ながら時間切れ…またの楽しみにとっておきましょ。
波がなくても風が吹いても海に入らなくても!
ジオのおかげで楽しい浜辺遊びでした(あい)
コメント
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