一昨日、急遽!久々のジオツアーに行ってきました。
何と! 3月中旬以来です。
ゲストさんは、お父さんと小学6年生。
いつも歩き初めに、島の成り立ちを紹介するのですが
その時、たまに三択の質問をします。
「三原山が誕生したのは”1777~79年、徳川10代将軍の頃ですが・・・?」
言い掛けた途端!
「10代将軍、家治の時代ですね。」と、お父さんから即答が返ってきました。
まるで ”早押しクイズ!
なかなか答えられない方が多い中、ビックリしました。
普段余りお客様の職業に触れないのですが
思わず「学校の先生ですか?」との問いに、”農業関係の研究”をなさっているとの事・・・
歴史とは全然関係無かったですね。(汗)
遊歩道沿いに多い低木”オオバヤシャブシ”の前では
植物の成長に触れ「空気中の・・・・・」の所で、小6のアッ君が、ボソ!っと
「根粒菌だ!」 ぎゃー! 凄すぎる!
江戸時代に大量の溶岩が流れたパホイホイの所では・・・
「障害物が在って流れが変わった?」 フムフム、おそらくその通り・・・
いや~実に、色々と詳しい親子さんでした。 私はもうタジタジ!
でも、負けてはいられません。
あまりガイドの”質問攻めは宜しくない”と思うのですが
”謎解きツアー”と銘打って、歩く事にしました。
Q ガラガラ溶岩が流れる時の音は?
a 足元の音が金属っぽいんですが・・・擦れ合う音ですか?
当にその通り、ほぼ当たりですね。
三原山に昇り始めた中腹で・・・
Q 伊豆大島三原山と言えば”ゴジラ誕生の地”ですが・・・
此処からゴジラ岩が見えています。さて、どの辺りにゴジラ岩が有るでしょう?
答え合わせは、近くに行ってからしましょうね。
a 「アッ!やっぱりこれですね。」 ずばり正解でした。
ちょっと戻って”おやつタイム”
江戸時代の年貢の話から乳牛まで歴史を紹介、たまたま買っておいた牛乳煎餅を出して・・・
Q 「この煎餅には、大島の風景や昔から歌い継がれてきた歌詞等が焼き印されてるのですが
今日用意したものには、いつもと違う印が押して有ります。今は、コロナ時代ですからね。」
「さて、どんな焼き印でしょう?」
a お二人で・・・「アマビエ~~~」
感が良いというか、参りますね。
Q 同じ時に地下から噴き出したマグマ、成分は一緒ですがこんなに色が違うんですよ。何故?
これはチョット難しかった様です。お父さんは気付いてた様ですが・・・。
さて、火口近くの杭でこんなシーンに出会いました。(画像は後ピンですが・・・泣)
最初見た時、大きな個体の腹部が見えず胴体が千切れているかと思いました。
しかし、90度腹部を曲げて交接していたのですね。 標高700m近い場所で・・・
この後、産卵をするのでしょうか?
もしこの溶岩地帯で産卵したとしたら、幼虫は育ちそうも有りませんね。
何といっても”7年近く地中で過ごす”と言われているのですから・・・
【種類に依って幼虫期間に違いがあり、1~2年のモノも居れば3~5年ぐらいとの事です。】
山の方は、
雲に覆われたり
火口の全貌が現れ、雲が火口に吸い込まれたり
様々な表情を見せてくれました。
それにしてもマスクを付けてのツアーはメッチャ息苦しい! そして声が届かない!
でも・・・ 山歩きは楽しい! そんな事を実感した一日でした。
お二人は、朝早かったにも拘わらず、星空ツアーにも参加して下さいました。
勿論、星座にも詳しかったです。
月は明るかったですが、雲一つない夜空に恵まれ
”土星の環”や木星の周りを回る”ガリレオ衛星”等も楽しめました。
季節ごとに表情を変える三原山、煌びやかな星達が集う冬の星座
お時間を作って又大島へ遊びにいらして下さ~い。 ありがとうございました。
By GIBA
何と! 3月中旬以来です。
ゲストさんは、お父さんと小学6年生。
いつも歩き初めに、島の成り立ちを紹介するのですが
その時、たまに三択の質問をします。
「三原山が誕生したのは”1777~79年、徳川10代将軍の頃ですが・・・?」
言い掛けた途端!
「10代将軍、家治の時代ですね。」と、お父さんから即答が返ってきました。
まるで ”早押しクイズ!
なかなか答えられない方が多い中、ビックリしました。
普段余りお客様の職業に触れないのですが
思わず「学校の先生ですか?」との問いに、”農業関係の研究”をなさっているとの事・・・
歴史とは全然関係無かったですね。(汗)
遊歩道沿いに多い低木”オオバヤシャブシ”の前では
植物の成長に触れ「空気中の・・・・・」の所で、小6のアッ君が、ボソ!っと
「根粒菌だ!」 ぎゃー! 凄すぎる!
江戸時代に大量の溶岩が流れたパホイホイの所では・・・
「障害物が在って流れが変わった?」 フムフム、おそらくその通り・・・
いや~実に、色々と詳しい親子さんでした。 私はもうタジタジ!
でも、負けてはいられません。
あまりガイドの”質問攻めは宜しくない”と思うのですが
”謎解きツアー”と銘打って、歩く事にしました。
Q ガラガラ溶岩が流れる時の音は?
a 足元の音が金属っぽいんですが・・・擦れ合う音ですか?
当にその通り、ほぼ当たりですね。
三原山に昇り始めた中腹で・・・
Q 伊豆大島三原山と言えば”ゴジラ誕生の地”ですが・・・
此処からゴジラ岩が見えています。さて、どの辺りにゴジラ岩が有るでしょう?
答え合わせは、近くに行ってからしましょうね。
a 「アッ!やっぱりこれですね。」 ずばり正解でした。
ちょっと戻って”おやつタイム”
江戸時代の年貢の話から乳牛まで歴史を紹介、たまたま買っておいた牛乳煎餅を出して・・・
Q 「この煎餅には、大島の風景や昔から歌い継がれてきた歌詞等が焼き印されてるのですが
今日用意したものには、いつもと違う印が押して有ります。今は、コロナ時代ですからね。」
「さて、どんな焼き印でしょう?」
a お二人で・・・「アマビエ~~~」
感が良いというか、参りますね。
Q 同じ時に地下から噴き出したマグマ、成分は一緒ですがこんなに色が違うんですよ。何故?
これはチョット難しかった様です。お父さんは気付いてた様ですが・・・。
さて、火口近くの杭でこんなシーンに出会いました。(画像は後ピンですが・・・泣)
最初見た時、大きな個体の腹部が見えず胴体が千切れているかと思いました。
しかし、90度腹部を曲げて交接していたのですね。 標高700m近い場所で・・・
この後、産卵をするのでしょうか?
もしこの溶岩地帯で産卵したとしたら、幼虫は育ちそうも有りませんね。
何といっても”7年近く地中で過ごす”と言われているのですから・・・
【種類に依って幼虫期間に違いがあり、1~2年のモノも居れば3~5年ぐらいとの事です。】
山の方は、
雲に覆われたり
火口の全貌が現れ、雲が火口に吸い込まれたり
様々な表情を見せてくれました。
それにしてもマスクを付けてのツアーはメッチャ息苦しい! そして声が届かない!
でも・・・ 山歩きは楽しい! そんな事を実感した一日でした。
お二人は、朝早かったにも拘わらず、星空ツアーにも参加して下さいました。
勿論、星座にも詳しかったです。
月は明るかったですが、雲一つない夜空に恵まれ
”土星の環”や木星の周りを回る”ガリレオ衛星”等も楽しめました。
季節ごとに表情を変える三原山、煌びやかな星達が集う冬の星座
お時間を作って又大島へ遊びにいらして下さ~い。 ありがとうございました。
By GIBA