グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

来年の年賀状写真

2020年08月13日 | ツアー
一昨日、家族旅行でいらしたお客さまと、三原山(登らない)ツアーに行ってきました。

熱中症の危険が報じられるほど暑い日でしたが、山の上は涼しい霧!

遊歩道を歩いていくと、一部分だけ地面が濡れてオオバヤシャブシの葉が散っていました。
「?」と思いましたが、帰りに仮説が見つかりました!(最後に書きます)

巻きつき先が見つからず、空に向かってツルを伸ばしているようなサルトリイバラが何本かあって「かわいそうだね」ということになり…


もともと絡んでいたイヌツゲの木に、ひっかけてあげました。

「帰りにどうなっているか観察しよう」ということで先に進みます。

最近できた「パホイホイ溶岩」の看板。

「ん?なんだ?パホイホイ?」という感じで、ほとんどの人が足を止めるので楽しいです。

小学生男子、「綱渡り」ならぬ「縄状溶岩渡り」?


いつも立ち寄るこの場所も気に入ってくれ「来年の年賀状写真はこれにしよう!」との声も😀


ちょっとした小山がたくさんあるのが、子どもたちの冒険心をくすぐるもよう。

かっこいい〜(その1)

この後、新しくできたパホイホイ溶岩の看板と一緒に写真を撮りました。


1986年に流れてきたゴツゴツの溶岩に登った時も「おお!これはすごい!」ということで…


ここでも年賀状候補写真!?


溶岩の隙間に「穴が空いてる」と観察する子どもたち。


そして霧の日ならではの幻想的な写真!

かっこいい〜(その2)

このあと再び別のパホイホイ溶岩地帯に移動し、ティータイム&遊びタイム。

シャボン玉を繰り出すお父さんと、それを待ち受けるお母さんと子どもたち。

みなさんとても仲が良く、めちゃめちゃ楽しそうで…

「年賀状写真はこれが良いのではないか?」と密かに思いました(笑)

帰り道、行きに木にひっかけてあげたサルトリイバラのツルを観察したら、風でまた元に戻っていました。

「あら〜」ってことで再び…今後の経過は私が観察を続けることを約束しました。

そして雨でもないのに濡れていた道路のことですが、ここだけオオバヤシャブシが高い木になっているので、葉や枝についた霧の水滴が風で落ちてくるのではないか?と推測しました。

本当のところは、ど〜なのでしょう??

と、あれこれ観察して歩いたら、通常30〜40分で歩けるコースで2時間も遊んでいました!
涼しいし、他ではなかなか体験できない溶岩と霧の演出が楽しかったです😀

ところでツアー終了後、お食事先にお送りする予定でしたが、お店がお休みだったのでお弁当を買って海岸へ。

山の涼しさが嘘のような30度越えの気温でしたが、風があるので日陰は快適でした。

そして山にかかっている白い雲を背景に、写真を撮りました。

あの厚い雲の中で遊んでいたのですよね!!

あれ?
もしかしたら…

これも年賀状写真に良いのでは?(笑)

ということで、夏らしい霧を楽しんだ三原山ツアーでした。
皆様、ツアーご参加ありがとうございました!

(かな)





コメント
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