14日(火)に、ハワイ郡が日本の姉妹都市である
沖縄県久米島・兵庫県洲本市・鳥取県湯梨浜町・東京都大島町と
(発表したのは4つの姉妹都市ですが、
ハワイ郡は他にも名護市と渋川市と姉妹都市締結をしています)
「Sustainable Tourism 持続可能な観光業」をテーマにウェビナーを開催し、
わたしも聴講させていただきました。
各地域、それぞれの持続可能な観光に関する取り組みが興味深かったです!
例えば、久米島ホタルの会さんの「ネイチャービンゴ」は、
子どもたちが楽しめそうで、大島でもいつかやってみたいと思いました!
(ウェビナーのため、写真など何もなく申し訳ありません)
大島町は伊豆大島ジオパーク 専門員の臼井さんが発表してくださいました。
人口のわりに、ジオパーク・国立公園の枠組みがあるので、
しっかりと整備された取り組みが行われている印象で
誇らしかったです✨✨
そして、ハワイ島の発表の中で印象に残ったのが、
Pono Pledge(ポノ プレッジ)というハワイ島に対して立てる誓いです。
誓いを立てるというのが西洋文化(キリスト教)の雰囲気を感じますが、
日本語にもなっていて素晴らしい映像が見れるので、ぜひ、こちらのサイトをご覧ください!
https://ponopledge.com/japanese/
下記に、文字だけ引用させていただきます。
____________________
ISLAND OF HAWAIʻI PONO PLEDGE
He pilina wehena ʻole ke aloha honua.
へ ピリナ ヴェヘナ オレ ケ アロハ ホヌア
私はハワイ島に対してポノで(正しく)あることを誓います。
私は新しい発見を探求しますが
自分が立ち入るべきでない場所には入りません。
私は、身の危険を冒してまですばらしい景色の写真を撮ったり、
禁止区域に立ち入ることはしません。
私は大地と海をマラマ(大切にする)し、
野生動物は離れたところから観察します。
美しく流れる溶岩は私達を魅了しますが、
私はその自然な流れを妨げるようなことはしません。
私は自然にあるべきものをその場から動かさず、
溶岩石や砂など本来ある場所から持ち出しません。
私は海の状態に注意を払い、
海に背を向けないようにします。
マウカ(内陸)で雨が降っている時は、
私は河川から離れた場所にて安全を確保します。
ハワイの人々が大事に守り続けてきた大地を
私は敬い、大切にします。
E ʻapo i ke aʻo a hoʻohana, a e ʻoi mau ka naʻauao.
ハワイの教養や知識を身に付け、
より深いものにします。
___________________
上記の中で、あった溶岩の自然な流れを妨げるようなことはしません。
というフレーズ、この感覚がハワイの文化に根付いていて、
ハワイ島の現地の人からも火山また火山の女神ペレに対する敬意を聞いたことがあったので、
実は、前から気になっていたのが、伊豆大島のこの場所です↓
大宮沢溶岩導流堤
世界初の計画的に作られた溶岩の導流堤が伊豆大島にあります。
ところ変われば、溶岩に対する考え方は違い、その根底となっているのが、
文化・政治・経済、さまざまな要素で築き上げられた価値観(value system)です。
日本の防災設備は世界随一だと思います。
一方、コンクリートで大地を固めることによって、
生態系や自然の流れから失われるものがあるのは確かなことだと思います。
どのような価値観をわたしたちが前提にしているのか、
当たり前のように、行われていることも掘り下げてみると
ある価値観が源になっていることがあります。
目に見えないけれど、大半の人が抱いている価値観が文化・社会の風潮をつくっています。
日本ならでは、伊豆大島ならではの、自然との向き合い方。
その価値観と防災・観光がどのように結びついていくのか...
「持続可能」という言葉の背景にはさまざまな価値観が含まれています。
正しい・間違いという尺度では測れない、答えのないこの問いを
防災教育・観光という観点からもみなで考えていければと思います。
みなで作り上げていくジオパークだからこそ、できる取り組みです😌
(ユリカ)
沖縄県久米島・兵庫県洲本市・鳥取県湯梨浜町・東京都大島町と
(発表したのは4つの姉妹都市ですが、
ハワイ郡は他にも名護市と渋川市と姉妹都市締結をしています)
「Sustainable Tourism 持続可能な観光業」をテーマにウェビナーを開催し、
わたしも聴講させていただきました。
各地域、それぞれの持続可能な観光に関する取り組みが興味深かったです!
例えば、久米島ホタルの会さんの「ネイチャービンゴ」は、
子どもたちが楽しめそうで、大島でもいつかやってみたいと思いました!
(ウェビナーのため、写真など何もなく申し訳ありません)
大島町は伊豆大島ジオパーク 専門員の臼井さんが発表してくださいました。
人口のわりに、ジオパーク・国立公園の枠組みがあるので、
しっかりと整備された取り組みが行われている印象で
誇らしかったです✨✨
そして、ハワイ島の発表の中で印象に残ったのが、
Pono Pledge(ポノ プレッジ)というハワイ島に対して立てる誓いです。
誓いを立てるというのが西洋文化(キリスト教)の雰囲気を感じますが、
日本語にもなっていて素晴らしい映像が見れるので、ぜひ、こちらのサイトをご覧ください!
https://ponopledge.com/japanese/
下記に、文字だけ引用させていただきます。
____________________
ISLAND OF HAWAIʻI PONO PLEDGE
He pilina wehena ʻole ke aloha honua.
へ ピリナ ヴェヘナ オレ ケ アロハ ホヌア
私はハワイ島に対してポノで(正しく)あることを誓います。
私は新しい発見を探求しますが
自分が立ち入るべきでない場所には入りません。
私は、身の危険を冒してまですばらしい景色の写真を撮ったり、
禁止区域に立ち入ることはしません。
私は大地と海をマラマ(大切にする)し、
野生動物は離れたところから観察します。
美しく流れる溶岩は私達を魅了しますが、
私はその自然な流れを妨げるようなことはしません。
私は自然にあるべきものをその場から動かさず、
溶岩石や砂など本来ある場所から持ち出しません。
私は海の状態に注意を払い、
海に背を向けないようにします。
マウカ(内陸)で雨が降っている時は、
私は河川から離れた場所にて安全を確保します。
ハワイの人々が大事に守り続けてきた大地を
私は敬い、大切にします。
E ʻapo i ke aʻo a hoʻohana, a e ʻoi mau ka naʻauao.
ハワイの教養や知識を身に付け、
より深いものにします。
___________________
上記の中で、あった溶岩の自然な流れを妨げるようなことはしません。
というフレーズ、この感覚がハワイの文化に根付いていて、
ハワイ島の現地の人からも火山また火山の女神ペレに対する敬意を聞いたことがあったので、
実は、前から気になっていたのが、伊豆大島のこの場所です↓
大宮沢溶岩導流堤
世界初の計画的に作られた溶岩の導流堤が伊豆大島にあります。
ところ変われば、溶岩に対する考え方は違い、その根底となっているのが、
文化・政治・経済、さまざまな要素で築き上げられた価値観(value system)です。
日本の防災設備は世界随一だと思います。
一方、コンクリートで大地を固めることによって、
生態系や自然の流れから失われるものがあるのは確かなことだと思います。
どのような価値観をわたしたちが前提にしているのか、
当たり前のように、行われていることも掘り下げてみると
ある価値観が源になっていることがあります。
目に見えないけれど、大半の人が抱いている価値観が文化・社会の風潮をつくっています。
日本ならでは、伊豆大島ならではの、自然との向き合い方。
その価値観と防災・観光がどのように結びついていくのか...
「持続可能」という言葉の背景にはさまざまな価値観が含まれています。
正しい・間違いという尺度では測れない、答えのないこの問いを
防災教育・観光という観点からもみなで考えていければと思います。
みなで作り上げていくジオパークだからこそ、できる取り組みです😌
(ユリカ)