グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

静岡雙葉中学校・高等学校 フィールドワーク1日目

2023年03月28日 | ツアー
今日は、静岡県にある中高一貫校(静岡雙葉中学校・高等学校)の中学3年生と高校1年生20名&先生たちと、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

どの天気予報も雨の確率0%になっていたのに、実際には山は霧雨。
しかも、冷たい北東の風がビュ〜と吹いていました(また❓😅)

軽装備の生徒さんが多かったので、ガイドとして一瞬ひるみましたが、“打ち上げ花火のような”ハチジョウキブシの花の下で、先生たちが楽しいパフォーマンスをして場を盛り上げてくれたので

元気に出発となりました!

真っ白だった進行方向が、少し見通せるようになってきて、少しほっとしました。


足元の水たまりには…

ヒキガエルの卵がいっぱい!

大人気(?)でした😊

小さな茶色の身が残っているオオバヤシャブシの木を見た生徒さんが、「マツボックリモドキだ」と語ったのが私のツボにハマり、写真を撮ってみました。

マツボックリモドキ…。確かに!!(あきらかにオオバヤシャブシより親しみの持てる名前ですよね)

今日の最初の記念写真の場所は、山頂口の展望台ではなく、ここ!(笑)

20人全員で避難壕体験!
火口の位置と、避難壕の向きの関係を指摘したスルドイ生徒さんもいました😊

元気な女子生徒さんに乗ってもらって、パホイホイ溶岩も嬉しかったのでは?


1986年の溶岩流の上でも集合写真!

背後の山は見えませんが、大島に来た記念に😊

ゴジラ岩では再び先生が、生徒さんの期待に応えてパフォーマンス。

どんな写真が撮れたのでしょう?

この時点で濃霧で風も強く寒かったので、火口は諦め、暖かい噴気に触って引き返すことにしたのですが、少し高い位置に行っただけでビュ〜!

みんな初めて体験する風だったようで、「キャ〜!」という声があちらこちらから聞こえました😅

この後、風が雲を飛ばしてくれたのか、火口が姿を現しました!

で、みんなで火口展望所へ!

背後の白いものは、雲ではなく噴気です。

今日は火口の中から、かなりダイナミックに噴気が立ち上っていました😊

裏砂漠に着く頃には、風が弱まり

先生が、フットボールのボールのような火山弾を見つけてくれたり

ハートを作って盛り上げてくれました😊


そして帰りの「再生の一本道」では、オオシマザクラ鑑賞。

花が閉じ気味で、ラッパのような形のものや

花びらの先が分かれているものなど

一つ一つが個性的な野生の桜を、みんなで観察しました😊

明日はバスで島を回りながら、巨木の森や海岸を回ります。
さ〜、どんな発見や出会いがあるかな?

(かな)

コメント
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