グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

色々ツアー

2019年03月21日 | ツアー
3日連続でツアーに行ってきました。

一昨日
日帰り2組のお客様と三原山へ。

風が強くて山は少し寒かったですが、のんびり植物を観察しながら歩きました。

ヒサカキの花が咲き始めていたので…


「何の匂い?」クイズ実施中。

この日は全員一致で「タクワンの匂い!」に決定しました!(笑)

三原神社の鳥居の脇で「この大きな岩はどうやってここに来たでしょう?」クイズを実施した時は…

3択の答えをお伝えする前に「(岩が)歩いてきた!」「力持ちが持ってきた!」など、かつてない回答が次々に!(笑)

とても面白かったで、これから皆さんの回答を入れて5択にしようと思っています!😀

火口を見た後に西側斜面を下山したら…


シマタヌキランの若葉と花が、地面から元気に顔を出していました。

あたり一面新緑で、明るい緑色にしばし見とれました💕

風が当たって山の上ではゆっくりできなかったので、久々に下山後に休憩!

ここの寝心地も素敵なんですよ〜💕

帰り道では、オオバヤシャブシの雄花が丸々膨らんでいるのを観察。

そして…

花粉飛ばし!

ハクション!(^◇^;)

お1人“葉緑体の研究者”の方がいらっしゃったので、お話を聴きながら歩きました。
「葉緑体はただ緑なだけじゃなく、白くなったり黄色くなったり、色々なものになれるんです。ずっと緑のままでいるとエネルギーを使いすぎてよくないんです」などなど、面白くてゆっくりお話を聞きいてみたいと思いました。

昨日
親子旅行中の女性たちと。

とても明るくて、笑顔が素敵なお2人でした。

火口の前で「ヘルメットを活用しよう!」と、被って写真撮影!😀

昨日は風も弱くて快晴だったので、山の上でノンビリお茶を飲んだり遊んだり…


岩を破るハチジョウイタドリの根を観察したり…

(もうすぐ大きな岩を割りそうです)

ゴツゴツ溶岩の形に見とれたり…

ゆっくり観察しながら歩きました。

小さな水色のコケリンドウの花も咲き始めました!


そして…こんな光景にも出会いました!

グングン伸びるシマタヌキランの葉先に“スコリア”と呼ばれる穴だらけの小石が刺さっていたのです!

最初「?」と思って観察していたのですが、お客様から「この石を持ち上げて伸びてきたんですね」と言われて大いに納得しました。

こんな偶然ってあるんですね!!
この後は足元のシマタヌキランの葉先が気になって、しばらく下ばかり向いて歩きました(笑)

下山を終えて帰る頃には、傾いた太陽が三原山を明るく照らしていました。

最後まで美しい三原山でした💕

今日
「歩く距離は短めで、大島らしさを楽しみたい」というご希望のご夫婦と。

最初は三原山の麓まで1時間ほどのウォーキンブをする予定だったのですが、タイミングよく降り出した雨と風に心が折れて予定変更。

で、元町で溶岩の上に乗ったり…


大島の噴火の歴史を刻む地層を見たりして…

「すごいなぁ地球!」という話で盛り上がりました!

そして、お客様が「綺麗〜!」とおっしゃっていたのが、この風景です。

一瞬青空が見えて、雲が猛スピードで流れていきました。
赤・青・白・黒・緑…火山島の様々な色が、全部揃って鮮やかでした💕

秋の終わりに咲くことが多いイズノシマダイモンジソウの、立派な花も見ることができました。

もう春本番なのに…いつまで咲き続けるのでしょう??

今日のお客様たちは先月稲取に旅行に行って大島を見て、「大島に行ってみたい」ということになり、来島されたとのことでした。

3日間とも、お客様が来島されたきっかけも、天候も、出会う風景も本当に様々でしたが、とても楽しかったです。

皆様、ツアーリクエストをありがとうございました!

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマシギ

2019年03月20日 | 
16日に宮崎に行ってきたのでその時に見た鳥を何回かに分けてご紹介します。
まずはハマシギ。



大淀川の河口で波消しブロックに乗って盛んに食べ物を探していました。


か、かわいい~。
ハマシギをこんなに近くで見るのはこれが初めてです。


絶賛爆睡中のマガモ男子と。
こんな小さな体で何千キロも旅をするんですよ。
スゴイです。


ハマシギというとものすごくたくさんの群れで一斉に飛び回る姿を想像しますが、いつもそういう状態でいるというわけではないんですね。
この時は3羽で時々いさかいを起こしながらも仲良くやっているようでした。

がんま
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏砂漠を駆け抜ける!

2019年03月19日 | ツアー
一昨日は、トレイルランニング好きのスラリとした女性とのマンツーマンツアーでした。

歩くのがとても早いので、時々止まって観察しつつも、アッという間にこの場所までやってきました。

ザクザク音がする踏み心地が「面白い!」とのこと。


もちろん時々走りつつ、裏砂漠らしい黒い場所へ!😀


下りも走って駆け下りました!


広い大地を右から左に大回り…

“大地を駆け抜ける姿”が、とてもカッコよかったです💕

走った後は、休まずジャンプ!

素晴らし〜😀

この日は天気が良く、森も木漏れ日が綺麗でした。

日頃のトレランは、こういう森の中を走るイメージなのだそうです(道はもっと広いとのこと)

そして、ルーペを使って苔の若葉を観察😀


あれ?

これって…

小さな若葉だけではなくて、胞子嚢も伸びていました!

4日前に同じ場所を見た時は、伸びていなかったのに…
こういう小さな植物たちの変化を見つけるたびに、心がトキメキます💕

そしてツアー最後、こんな風景と出会いました。

美しい椿の花と、なんだかサッソウとしたカラス!

あまりに素敵だったので、カラスに「はい、チーズ!」って声をかけ写真を撮ったら…

「ん?」って顔でこちらを見た後…

「いや〜ん」って感じで飛び去ってしまいました(^◇^;)

かなり不審だったらしい…笑笑。
…ってことで、楽しい裏砂漠ツアーでした。

ツアーにご参加いただいたMさん、有難うございました。
またいつか、伊豆大島を駆け抜けにいらしてください〜😀

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿祭り 終わりが近づきました

2019年03月18日 | 今日の大島
私の冬の一大行事“椿祭り”が終わりました。椿祭りは24日までですが、私の椿プラザ出勤は終了しました。

こんな踊りを8日間出ました

私の希望は踊っている時にウグイスが鳴いている。又は、桜の花びらがハラハラと散っている。 この場面に遭遇したいと思っています。今年は少しかすったのかな?
今日はウグイスが鳴いていたし、先週は寒桜が少し散っていましたから

夜祭は2晩出ました(そのうち1回はサボってしまいましたが)



椿祭りが終わるともう春

裸枝だったこずえに芽吹きが 頼りなさげの緑です

裏砂漠側の都道


近くには 何故か脈絡はないけれど

“モアイ”1年ごとに草木に埋もれてきています(見えますか?)

桜だって 咲き始めています(寒桜はすでに終わってしまい 葉桜になっています)


今年は椿の花の写真が少なかったのですが3月に入りいよいよ花の種類が多くなってきました

わ~~~椿を出したらきりが無い。何と言っても大島公園には1066種の花が有ると言われています。もう終わっている花やこれから咲く花が半分(もっと多いはずですが)としても500もの花が有るかもしれません(撮れない)

考えただけで あら 幸せなことですね 
椿園にある香りのある椿も好きです。昨年気が付いた品種は1月からずっと見つめていましたが、数日前から開花して癒されていました。
“椿祭り”終わる前に行ってみてください。椿もまだまだ沢山咲いています。品種も数えてみては?香り楽しんでみてくださいね。(しま)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一期一会に共感!

2019年03月17日 | ツアー
昨日は、福井県から“椿”と“火山”を見にいらした皆様を、柳場と2人で案内しました。

早朝6時半に福井駅を出て、8時間以上もバスに乗り熱海経由で大島までお越しになる旅行スケジュールを見て、好天を願っていました。

しかし前日の天気予報は雨!
4〜5回予報を見ましたが、何回見ても雨予報は変わらず、「どうしよう…」と悩みました。

「雨の様子を見ながら、時間短縮や同じ動線上でのコース変更などを考えよう」と、あれこれイメージトレーニングをしつつ…

雨支度が軽装備だった方に、レインウェアをお貸しして出発!

歩き始めは小雨程度だったものの、何とも怪しげな黒い雲!(^^;;


やがて雷が鳴り、何と、アラレが降って来ました!

ひ〜!←雷嫌い (^^;;

とりあえず、避難壕を目指しました。

でもこの日の雨は、ここまででした。

青空こそ見えないものの、三原山はしっかり見え…


植物観察なども余裕で楽しみながら…


火口一周コースの歩き始めにある神社に到着!


皆さんを歓迎するかのように、超・派手な噴気も出始めました!

この迫力!


火口からも、白い噴気がモクモクと立ち上り始めました!

ものすごーく、火山っぽかったです!😀

めでたく全員で火口一周を達成し、下山。

この時ひとりのお客様が、とてもゆっくり歩かれていました。

「具合が悪いのかな?」と思って声をかけたら、「時々振り返ってじっくり景色を味わって歩いているんです。だって一期一会の、もう見られないだろう景色だから…。いつもこうやって帰りはゆっくり景色を味わいながら歩くんです」と教えてくれました。

この言葉に、ものすごーく共感しました。
心を揺さぶられた感じがしました。

で、その場で撮った写真がこれです。

この瞬間の景色との出会いも、皆さんとの出会いも、まさに一期一会。
ご一緒できて、本当に嬉しかったです。

福井県からはるばるお越し頂きありがとうございました😊

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅立つ前に

2019年03月16日 | 
アオジです。
一昨日の朝に見つけました。

海岸近くに車を停めていたらすぐ近くにまで来ていました。
望遠では近すぎて撮れないのでコンデジでパチリ。

その後、車を少し移動させて撮影しました。

ややっ!
こちらに気付いているのでしょうか?


そんなことはないようです。
気にせずに食べ物を探していました。
それにしても綺麗な羽ですね。
健康状態もよさそうです。

連れがいました。



彼女ではなく、2羽ともオスです。
これから旅立って繁殖相手を探すのでしょう。
もうすぐ大島から姿を消してしまうアオジたち。
どうか、無事に目的地まで!

がんま
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花を見ずして花を見る

2019年03月15日 | 植物
先週に伊東から新しい車を運んだ話をしましたが、
ジオポート伊東
せっかく大島に来た相棒、大切にしたい。
で、大島一周道路から家までの道が、
草木が成長して枝先が当たりそうだったので、車が傷つかないように剪定しました。
(今までサボリ気味だったのを大反省!)



ちょきちょき切り始めてしばらくしたら、シチトウスミレが一輪だけ咲いてるのに気がつきました。

タチツボスミレの島嶼型で、タチツボスミレと比べて葉や花が大きめで葉に光沢があるなどが特徴。
シチトウと言いますが、一部伊豆半島にもいるそうです。準固有種。
大島では特段珍しいものではありませんが、可憐でかわいいです♡
最近少なくなったと言う人もいます。
草刈機でやっていたらたぶん気がつかなかったでしょう。手作業でやってよかった。
一つ見つけたら、少し離れたところの花の咲いてないシチトウスミレも次々見えてきました。
知る、意識するって大事!

よりいっそう強く思ったのは、かつてサンセットパームラインを彩っていた花々を復活させようという、
『海辺の花園・再生プロジェクト』に先日参加したからです。
咲いてる時期じゃないと意識されないために、気がつかず草刈機の餌食になってしまう、
おそらくその繰り返しで減ってしまったので、まずは背の高い草に埋もれかけてる今ある群落を、手作業で周りを刈ることによって保護&増やす、という作戦。
そのためには、花の咲いてない時期でも見分けられなきゃはじまらん!

という事で、教えていただきました。
弾ける笑顔の上條先生↓


ちなみに先生のフィールドのつくばでは、ギシギシはすべて外来種だけど、大島に生えているのは日本の種だそうです。

どこが違うのでしょうか?σ^_^;

今回はハマカンゾウの群落の手入れをしました。

花が咲いてると(かつて?)こんな感じハマカンゾウ
出典:大島支庁

今はこんな感じ

こりゃわからんわ!

でもですねぇ、みてると見えてくるんですよね。
葉が交互に生えてて特徴的。みずみずしくて綺麗です。

見えてきたら、踏まないように気をつけて、覆いかぶさってる草を払いました。

こちらの群落は陽が当たってるので、このままで大丈夫そうです。
発起人の長谷川先生と共に。


隣にあった群落、似てるけど何か違うと思ったら、
外来種のヒメヒオウギズイセンだそうです。


花が咲くとこんな感じ
ヒメヒオウギズイセン

出典:のりさん

これ、よく見る!園芸種が逃げ出して野生化しているそうです。
綺麗なんですがね、、、。
今回はとりあえず目的とも違うしという事で保留でした笑

これはシマホタルブクロの葉、とのこと。

シマホタルブクロは少し影でも大丈夫だそうで、草刈りはしませんでした
シマホタルブクロは、本土と大島と大島以南の島で花粉を媒介する虫が違うので、
花の大きさが違うというのが有名で、花は注目しているのですが、
そういえば、葉をじっくりみたことがありませんでした。
丸い葉が特徴。でも花の周りの葉はいつも少し尖ってるような気がします。
花が咲いたらじっくり観察しよう!

少しずつ葉を見分けられるようになったことで、
イメージの中でどんどんとサンセットパーマラインが彩り溢れる風景に変わっていきました。
これはステキなことになるぞ!できる限り協力したいです(あい)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強風と芽吹きとキラキラ

2019年03月14日 | ツアー
毎日強い風が吹きまくっている伊豆大島です。
3日前は高速船が全便欠航したと思ったら、昨日の高速船も繰り上げ出帆!

当然山は、ヨロメクような風が予想されました。

そんな中、昨日は長期休暇を利用してツアーを申し込んでくれた男性とのマンツーマンツアーに行ってきました。

歩き始めの風景は…

ヤブツバキと三原山…最近気に入っている構図です(笑)

この写真だけだと風の強さは感じませんが、三原山は予想通りの強風でした。

火口一周は危険なので、近い方の火口展望所で火口見学。

柵に押し付けられるような風の強さを表現したくて「風にたなびくヘルメット」を撮ろうと悪戦苦闘中なり(笑)

この後も要所要所で、布で鼻や口を覆ったり(砂つぶ対策)、気合を入れたりして(?)予定のコースを歩きました。

ビュ〜ビュ〜風が唸り枯葉が遠くに飛ばされていく裏砂漠の中で、のんびり食事が取れる素敵な場所があります。

点在するススキの陰は、お弁当が飛ばされる心配もありません。

強風体験の後だからこそわかる、枯れたススキの素晴らしさ!

ススキさんありがとう💕

いや、でもこれでは“強風感”がない…

ってことで、お客様に協力してもらい、撮ってみました!

いや〜、たなびくたなびく(笑)

そして風は強くても春は確実に進んでいて…

ハチジョウイタドリの赤い若葉が顔を出していたり…


ニオイウツギの若葉が芽吹いていたり…


オオバヤシャブシが雌花と雄花を開いていました!


木漏れ日の森の中の…


苔にも若葉が伸びて、明るい色が眩しかったです💕


森を歩き終わって振り返ったら、太陽の光に照らせれて椿の葉がキラキラ輝いていました。


そして暗い森の中を見ると…

ヤブツバキが鮮やかな赤い花を咲かせていました。
「これぞまさに藪椿だなぁ〜」と思いました。

お客様は「写真に写るのが好きではない」ということだったので、お客様本人の写真はありませんが、小さな春の芽生えやキラメキの瞬間を一緒に眺め、ほぼ同じ場所で写真を撮りました。

そして逆に「写真、撮りましょうか?」と声をかけてもらい、写真を撮ってもらいました!

ガイドとしてこれで良いのかわかりませんが(笑)

楽しい1日でした!

ツアーにご参加いただき、ありがとうございました💕

(かな)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオミズナギドリ来ました。

2019年03月13日 | 
この春の初確認は今月1日でした。
撮影は今朝・・・なんですがなんともショボイ画像です。
ご勘弁下さい。

画面中央にいるの、わかりますか?
とにかく遠くて数も少なく残念画像を量産しました。








ほらね~。


これが一番まともかも。
これから毎日のように見られると思うのでもっといい写真が撮れたらUPします。

がんま
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インタープリテーションの基礎1&2

2019年03月12日 | 火山・ジオパーク
3月9日〜10日の2日間、表題のガイド養成講座があったので参加しました。

講師はキープ協会の増田直広氏(日本インタープリテーション協会の理事もされています)。

初日2時間、2日目6時間の講習には、ガイドにとってとても大切なキーワードがたくさん散りばめられていて、何度も共感しました。

初日はロープを使ってサメやクジラの大きさを体感する実習。


2日目は会場のそばの公園で、短時間ですが野外講習も行われました。


“間違い探し”や“葉っぱジャンケン”!

班に分かれ“近くの自然素材で料理(?)を作る実習”など…

「料理?」とギモンに思われた方のために…
これ、うちの班の作品です。

黒いのはカシャンバ(大島の草餅)です(笑)

「春だけに春巻き」が入ったものや…


こんな大作まであって、皆さんのアイデアと感性に感心しました。


最後に「嬉」「楽」「困」「次」「!」「?」  というカードの中から自分の気持ちに近いものを選んで感想を述べあいました。

「身近なところにたくさんの発見があって楽しかった」という感想が多かったです。

そして、カードを選ぶことで、ただ「どう思いますか?」と聞かれるよりもずっと、意見が出やすくなることがわかりました。

ちょっとした違いなのに…インタープリテーションって奥が深いです!

その後、室内でグループごとに、出されたお題を5分間で伝える実習。


全員参加の楽しいゲームを交えて全体を組み立てたチームや…


地層大切断面の距離をスカイツリーと比べるチームなど…

「へ〜!」がいっぱいの、楽しい時間でした😀

「インタープリテーションの特徴」は…

地域資源に基づく(ここだけ)・教材や小道具の活用・参加者の体験を大切にする・伝えたいメッセージをわかりやすいストーリー=テーマとして設定・双方向性・多方向性のコミュニケーション(参加者とインタープリター、参加者同士、参加者と場をつなぐ)・季節性を活かす(今だけ)などなど。

心に残った言葉の数々。
インタープリテーションとは、聞いた情報をそのまま伝えるだけでなく「へ~!そうなんだ!」をプラスして伝えること! 伝えるだけでなく、インタープリター自身も自然を楽しむこと! 指導者の心が動くことが大切。なぜなら、楽しくて嬉しいことは人に伝えたくなるから!

大島ならではの魅力をより多くの人に楽しんでもらうために、これからも、みんなで学んでいきたいです😀

(かな)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする