まだ野鳥の画像が少し残っているが、小さくしか撮れなかった下手な野鳥の写真に、我ながらちょっと飽きてきたので、10日ほど前に見に行った名古屋市東区にある「徳川園」の冬ボタンを、“鮮度”が落ちないうちに先に載せて気分転換としよう。但し、去年も1月下旬に「徳川園」の冬ボタンをいくつか掲載したが、今年も種類は殆ど同じであったので、あまり変わり映えがしない二番煎じになるかも知れない。冬ボタンは、本来は春になってから咲くボタンを、自然に逆らって温度管理によって冬に咲かせたものだそうだ。
ちなみに、「徳川園」は、元々は尾張徳川家の別邸だったそうで、戦後になって修復され、現在は名古屋市が公園として管理している。直ぐ隣には、徳川家康の遺品や尾張徳川家代々の遺品などが収められた「徳川美術館」もあるが、まだ入ったことがないので、いずれ行ってみようと思っている。
黒い顔と黄色の太い嘴から、たぶんイカルだと思う。固い木の実も嘴で砕くので、漢字では「鵤」と書くそうだ。雨池公園でミコアイサを撮っていたら、直ぐ傍で木の実を食べていた。なかなか特徴のある面白い顔をしている。
この雨池は、昔は農業用水の溜め池だったと思うが、今では住宅に囲まれた憩いの公園になっているので、周囲を散歩したりジョギングをしている人が多い。三方がコンクリートで護岸されているが、一部には葦が茂って野鳥が隠れる場所も拡がっているので、ミコアイサなどのカモ類にとっては、暫く留まるには絶好の場所ではないかと思う。こういう人通りの多い所の方が、外敵が少なく安心できるのではないかと思うが、他のカモは意外と少なく、たまにコガモを数羽くらい見掛ける程度だ。こんな住宅地でカメラを持って彷徨いていると、不審者に思われるのか、「何かいるんですか」と何人かに声を掛けられた。