季語「原発忌」

句集「まんかいのさくらがさいてうれしいな」黛まどか編所蔵の句。
原発忌/着の身着のまま/実家まで
この句、原発忌が季語だという。新たに季語に加えるように働きかけているようで、原発の影響は地域を越え、時を越え、多くの人に関わりをもたらすから季語として通用するかと思う。原発忌が季語になると時代を越えていつまでも語りつがれる。

ケアマネジャーの移動手段に

都市部で仕事をしているケアマネジャーの移動手段はもっぱら自転車になる。交通事情、効率、維持費から車移動は選択肢とはならない。それでも時として遠いところまで自転車でいくこともある。ケアマネジメントを意識している経営者の法人で、その時に介護事業者の車に便乗するケアマネジャーがいたら経営者は「タクシーを利用しろ、事業者さんにご迷惑をかけるな」というだろう。厳密な解釈をすると事業者からの金品授受とも取れるので、単独での居宅介護支援事業所なら一層気をつけたい。

ヤマダ電機サ高住へ

ヤマダ電機がサ高住事業へ参入するという（日経８月３１日付け）。家電や住宅設備などを活用し運営はゆうあいホールディングスに委託するという。介護施設とは異なるサ高住のビジネスモデルをゆうあいホールディングスは持っているのか、ここの居宅介護支援事業はどのような内容なのか、関心がある。

特養を不動産投信に

特養の所有と経営を分離すべしと従来から主張してきた。同時に借入金以外の資金調達として不動産投信いわゆるリートを活用すべし、とも主張してきた。今度この種のリートを普及する施策を国土交通省、厚生労働省、金融庁がすすめるという（日経８月31日付）。リートと事業者とのトラブル回避の賃料設定などするとうが、経営能力のある経営者がいる施設では不要だろう。