高校生の保護者は、在学中、いろいろなお金を払う。授業料は県に納入されるが、そのほかは学校で費消される。もちろん修学旅行の積立金や教材費は、それぞれの生徒個人に還元されるから問題はない。
問題は、後援会費やPTA会費である。これを「私費」という。
ボクが問題だと考えるのは、図書費である。ずっと昔、図書館で購入する本代は、県費、すなわち県からの公金がつかわれていた。ところがある時から、その県費がどんどん減らされ、いつのまにかほとんどが「私費」で占められるようになった。
学校の図書館の本は、今、ほとんどが「私費」でまかなわれている。これはとてもおかしい。これは静岡県だけかもしれない。
今日の『中日新聞』の地方欄に、「公費支出基準を公表」という記事があった。
「(県内の高校で)非常勤職員の時間外報酬や公用車のガソリン代など、本来は公費負担すべき経費にPTA会費などが充てられた不適切な支出」が存在したことが、文科省の実態調査で判明した、だから県教委は支出基準をこのほど作成・公表したのである。
「校舎の修繕や備品整備、教職員の人件費」などは「原則公費負担」と「明記」したというのだ。しかしこんなことは当たり前。となると、図書購入費も公費から支出されるようになるのだろうか。
そして記事の続き。「部活動や進路指導などの経費は、正規の手続きを取ればPTAや後援会など関連団体の私費を活用できる」と。
これは毎年必ず学校ごとに公表されているから、誰でも分かることだが、後援会費もPTA会費もその多くは運動関係の部活動につかわれている。その割合は大きく、運動部以外の生徒の保護者は、運動部のために大金を納めているということになる。それが今後も続くということだ。その金額は、厖大である。
問題は、後援会費やPTA会費である。これを「私費」という。
ボクが問題だと考えるのは、図書費である。ずっと昔、図書館で購入する本代は、県費、すなわち県からの公金がつかわれていた。ところがある時から、その県費がどんどん減らされ、いつのまにかほとんどが「私費」で占められるようになった。
学校の図書館の本は、今、ほとんどが「私費」でまかなわれている。これはとてもおかしい。これは静岡県だけかもしれない。
今日の『中日新聞』の地方欄に、「公費支出基準を公表」という記事があった。
「(県内の高校で)非常勤職員の時間外報酬や公用車のガソリン代など、本来は公費負担すべき経費にPTA会費などが充てられた不適切な支出」が存在したことが、文科省の実態調査で判明した、だから県教委は支出基準をこのほど作成・公表したのである。
「校舎の修繕や備品整備、教職員の人件費」などは「原則公費負担」と「明記」したというのだ。しかしこんなことは当たり前。となると、図書購入費も公費から支出されるようになるのだろうか。
そして記事の続き。「部活動や進路指導などの経費は、正規の手続きを取ればPTAや後援会など関連団体の私費を活用できる」と。
これは毎年必ず学校ごとに公表されているから、誰でも分かることだが、後援会費もPTA会費もその多くは運動関係の部活動につかわれている。その割合は大きく、運動部以外の生徒の保護者は、運動部のために大金を納めているということになる。それが今後も続くということだ。その金額は、厖大である。