浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

憲法改悪の準備が進んでいます

2013-03-18 22:23:32 | 日記
 小森陽一さんの講演会の映像が下記のサイトにあります。ぜひご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=Qlteyva6ya4&feature=youtu.be


 この映像、友人から多くの人に知らせて欲しいと言われ、ここに紹介したのだけれども、あまり面白くないですね。真面目で、もちろん言っていることはきちんと学問的な裏付けをもったものなんだけど、どうも訴える力がない。

 ふむふむ、そうなのか、なんだけど、この映像を見て、元気が出てこないんだなあ。

 なぜ憲法改悪に反対する声が大きくならないか、というと、こういう語り口は今風ではないのですよ。訴える内容はそれでいいけど、訴える方法を考え直したほうがよいとおもう。

 忌野清志郎に尋ねてみたいよ。
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気がかり

2013-03-18 18:11:04 | 日記
 今日も病院に行った。昨日から、○○○の元気がなかったことが気になって仕方がなかった。

 夕方、病院に行くと、彼はいつものように天井を見つめていた。いや体が動かないから、そこしか見ることはできない。

 彼はきっといろいろ考えているのだろう。だが彼が何を考えているのか、ボクにはわからないし、おそらく誰にもわからないだろう。

 彼はとにかく、話せない!!

 「昨日元気がなかったから、今日も来てみたよ」と言うと、彼はニコッと笑った。よかった。この笑顔を見せてくれないと、ボクは気がかりになって、心が落ち着かないのだ。

 人間は、誰かの心に「気がかり」となっていてもらいたい動物だろうと思う。人間は、自分自身が「生きている」という感覚を持ちながら生きていく。

 自分自身が生きていること、また同時に、他の人にもそれを「認証」してもらわなければ、自分自身の存在を維持することができない。そういう不安定な存在なのだ。

 昨日、近所の人が癌で亡くなった。人間は、必ず死ぬ。生きているということは、同時に死に向かっているということだ。そして死は、いつ来るのか、誰も知らない。

 だがボクは思っていることがある。人間は「もうここら辺で死んでいいな」と思う時、死が訪れるのだ、と。

 ○○○には、そう思ってもらいたくはない。

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