衆議院議長の細田某が、月100万円しかもらえないと歎いたそうだ。何という特権意識。国会議員、地方議員、いずれも高い報酬を得ている。私は平均賃金並みにすべきだと思う。高額の報酬をもらっているので、特権意識が高じてくるのである。
国会議員が一年間に得る金額は、1億5000万円だという。世界でもダントツに多い。
衆議院議長の細田某が、月100万円しかもらえないと歎いたそうだ。何という特権意識。国会議員、地方議員、いずれも高い報酬を得ている。私は平均賃金並みにすべきだと思う。高額の報酬をもらっているので、特権意識が高じてくるのである。
国会議員が一年間に得る金額は、1億5000万円だという。世界でもダントツに多い。
ソ連は社会主義を名乗る国家であった。その社会主義は、一般の人びとが等し並みに貧しい暮らしをし、少数の政治家や官僚などのエリート層が豪奢な生活をするという超格差社会であった。
ソ連が崩壊したあとも、そのような政治社会は続いた。ゴルバチョフ、エリツィン、そしてプーチンとトップは変遷していったが、最後のプーチンが決定的にロシアという国号を悪名と化した。
プーチンは権力を掌握し続けるために、ロシア人が住む複数の高層住宅に爆弾を仕掛けてそこに住む人びとを殺傷し、続けて爆破する予定であった建物で爆薬が発見されてしまったので、それは「砂糖」だったと言い訳をした。しかし爆破はチェチェン人がやったとして、チェチェンを攻撃し破壊した。
プーチンは、権力を維持し続けるためには、どんなことでもやるという人物である。
だから、プーチンにとって危険だと判断された人間は殺される。国外にいても、である。
そんなプーチンにとっては、ウクライナの人びとが殺傷されたとしても、あるいはロシア兵が斃れても、平気なのである。
ウクライナの人びとも、世界の多くの人びとも、まさかロシアは軍事侵攻しないだろうと思っていたが、その予想ははずれた。まさにロシア兵は、悪魔の手先となって蛮行を繰り広げている。
良心的な人びとが、停戦を求めているが、残念ながらそれは難しい。そもそも戦争を始めてしまったら、戦争はそう簡単には止まらないし、人びとに憎悪を喚起するから、憎悪が憎悪をつくりだして、戦争は自動機械のように動いていくからだ。さらに、戦争を起こしたのが、プーチンであること、これは決定的である。
ロシア=プーチン政権がみずから侵略をやめるということはないだろう。ソ連がアフガニスタンに軍事侵攻し国力を消尽して崩壊したように、ロシア=プーチン政権も同じプロセスを踏んでいくのではないかと思う。
ロシア=プーチン政権を崩壊させることは、ロシアが軍隊を派遣しているシリア、アフリカなどを平和の途に進ませる絶好の機会となるはずだ。
「帝国」としてのアメリカと同様に、ロシアという「帝国」も、この世界にはないほうがよい。