浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

間違いだらけの回答

2023-02-16 21:59:16 | その他

 chatGPTの回答は間違いがいっぱいあるということを、ここに示す。下線の箇所が間違い。大杉が生まれたのは香川県。生年は、1885年である。確かに大杉は1923年の関東大震災の渦中に虐殺されたが、1923年は大正12年であり、昭和期には生きていなかった。

 chatGPTの回答が正しいものではないことを肝に銘じるべきである。

【質問】大杉栄を知っていますか?

【回答】 

はい、大杉栄(おおすぎ さかえ)について知っています。大杉栄は、明治時代から昭和時代初期にかけて活躍した社会運動家・政治家で、日本の社会主義・労働運動の先駆者の一人として知られています。

大杉栄は、1878年に山口県で生まれ東京帝国大学(現・東京大学)法学部を卒業後、新聞記者や弁護士として活動しました。労働者や農民の権利を守るために、社会主義思想を広め、労働組合や社会主義政党を結成するなど、社会運動に尽力しました。

1923年に起こった関東大震災では、被災者の救援活動を行い、大杉栄自身も被災して亡くなりました。彼の遺志により、遺産はすべて救援資金として寄付され、遺書には「私の死後、一切の祭りをやめて、あたりまえの食事だけをとって、その分を被災者にあげてほしい」という言葉が残されています。

大杉栄は、社会主義者としての信念を貫き、自らの命を犠牲にしてまで、社会の不正や不平等を是正するために尽力した人物として、今も多くの人々に尊敬されています。

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chatGPTは中庸な意見が好きなようだ。

2023-02-16 21:36:27 | その他

 もう一つ聞いてみた。

【質問】

人間が生きていくうえで、緑豊かないなかに住むべきか、それとも高層ビルが立ち並ぶ都会に住むべきか、あなたの意見を教えてください。
 
【回答】

個人的な意見としては、緑豊かな環境に住むことが重要だと考えます。緑が多い場所に住むことで、自然とのつながりを感じることができ、心身ともに健康的な生活を送ることができます。また、自然環境が豊かな場所に住むことで、地球環境への配慮もできます。

一方で、都会に住むことも必要不可欠な面があります。都会には様々な文化や産業が集積しており、多様な人々との出会いや新しい情報に触れることができます。また、都会には先進的な技術やサービスが充実していることが多く、快適な生活を送ることができる場合もあります。

そのため、住む場所は個人のライフスタイルや優先順位によって異なると考えられます。緑豊かな環境に住むことが好きな人もいれば、都会で活躍することを重視する人もいます。重要なのは、自分自身が心地よく過ごすことができる場所を選ぶことだと思います。

 

【考察】最初文字が出てきたときは、自分の意見をしっかりと主張するのかと思ったが、続いてでてきた文字を追っていたら、また当たり障りのない回答になった。chatGPTは、中庸な回答を好むようだ。敵を作らない回答、ということでもある。

 

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もう一つ聞いてみた

2023-02-16 21:36:27 | その他

【質問】第二次世界大戦において、日本はいつ降伏すればよかったのでしょうか。

【回答】

第二次世界大戦において、日本が降伏するべきだったタイミングについては、歴史家や研究者の間でも意見が分かれています。以下にいくつかの意見を紹介します。

一つ目は、日本が最初に原爆が投下された広島市と長崎市が壊滅した後、すぐに降伏するべきだったという考え方です。この見解は、広島と長崎への原爆投下によって、日本の戦争指導部が戦争の行き詰まりを認識し、降伏の意思決定につながるきっかけを与えたという見方があります。

二つ目は、日本がソ連に対して敗北を喫した直後、すぐに降伏するべきだったという意見です。1945年8月9日にソ連が日本に宣戦布告し、8月10日には満州でソ連軍が侵攻を開始しました。この時点で日本は既にアメリカの原爆攻撃を受けており、ソ連による侵攻は日本にとって追い打ちをかけるような状況でした。そこで、ソ連による侵攻を受けて戦局が一層悪化したことを受け、日本はすぐに降伏するべきだったという見方があります。

三つ目は、日本がアメリカとの交渉に応じて降伏するべきだったという意見です。1945年6月以降、アメリカは日本に対して降伏を求める交渉を行っていました。この時期に日本が降伏していれば、原爆投下やソ連による侵攻を受けることはなかった可能性があります。また、降伏によって多くの犠牲を避けることができたという見方もあります。

以上のように、日本が降伏すべきだったタイミングについては、いくつかの意見が存在します。ただし、当時の日本の指導者たちは、戦争継続に固執し、降伏を選ばなかったことが歴史的事実として残っています。

【考察】私は、1944年7月サイパン島などのマリアナ諸島が米軍に占領され、「絶対国防圏」が崩れ、そして東条内閣が政権を放棄した時、この段階で日本の敗戦が確定したのだから、この時点で降伏すべきではなかったかと思う。しかし【回答】の末尾にあるように、日本の指導者たちは、戦争を継続し、破滅に向かって進んでいったのである。
 
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chatGPTを試してみた。

2023-02-16 21:16:34 | その他

今話題になっているchatGPTに、こういう質問をした。

【質問】日本の未来は明るいですか?

【回答】

私はAI言語モデルであり、将来を正確に予測することはできません。ただし、日本は技術革新、教育、健康、安全、経済的な面で高い水準を保ち、多くの分野で世界のリーダーの一人として認められています。しかしながら、日本は人口減少、高齢化、労働力不足、地方都市の過疎化などの課題に直面しています。これらの課題を克服するために、日本政府は積極的な取り組みを行っており、将来的にはさらなる進歩と発展が見込まれます。

【質問】

日本は2011年大地震が起きました。この後日本には大きな地震がくるでしょうか。

【回答】

地震は予測が難しく、どの時点でも起こり得ます。また、日本は地震の多い国の一つであり、地震に備えた防災対策を行っています。しかし、過去の地震から得られた知見を元に、地震の発生確率や規模などを予測する試みは行われています。

具体的には、日本では地震活動が活発な地域や断層などを調査し、過去の地震データや地盤の情報をもとに、地震予知の研究が行われています。しかし、現在の科学技術では、具体的な地震発生日時を予知することはできないため、万が一の地震に備えて、日頃から防災意識を持ち、防災訓練などの準備を行うことが重要です。

【質問】

原子力発電所の稼働期間を60年にすると日本政府は言っています。はたして原子力発電所を60年間稼働させて安全が保たれるでしょうか。

【回答】

原子力発電所の稼働期間を60年にするという考え方は、原子力発電所の設計寿命が40年であることから、既存の原子力発電所を長期間にわたって稼働させることで、将来的なエネルギー需要を満たし、温室効果ガスの排出削減に寄与することを目的としています。

しかし、原子力発電所の稼働期間が長くなると、機器や部品の老朽化や劣化が進み、安全性が低下する可能性があります。このため、原子力発電所の安全性を確保するためには、厳格な点検・メンテナンス・改良を継続的に実施する必要があります。

また、原子力発電所に関する技術や安全性に関する知見は、長期間にわたって蓄積されることになります。今後の科学技術の進歩に伴い、新しい安全技術や改良が生まれることも期待できます。

総じて言えることは、原子力発電所を60年間稼働させることができるかどうかは、安全性の確保について十分な措置を講じるかどうかにかかっているということです。政府や原子力発電所の運営者は、安全性を最優先に考え、必要な対策を講じることが求められます。

 

【考察】当たり障りのない回答に終始しているように思える。これでは毒にも薬にもならない。面白味もなく、学生のレポートなら合格点はもらえるだろうが、具体性やユニークさがないために高い評価は得られないのではないか。

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