10月17日~20日、大桟橋ホールにてピーロート・ジャパン株式会社主催の「ヨーロッパグルメ紀行フェア」がありました。来場者1名当たり、ワイングラスが2脚ついてきて、おおよそ3,000円台の手頃なワインを1杯500円で試飲できるという企画。中にはヴィンテージワインを15ml、それこそ舐めるように試飲できるものもありましたが、それについては見送りました。
生ハムやチーズのブースもあり、おつまみに生ハムとカヌレを選択。カヌレというのはフランスの焼き菓子で、一頃流行っていたようなのですが、僕は初めて食べました。外側はカラメルが焼けてカリカリ、中はしっとりとカスタードのような感じで、なかなか美味しかったです。
さて、ワインは短い時間でそう飲めるものでもないので、4杯だけ。初めは、ピーロート・ブルー・カビネット2011。ドイツのナーエという地方のワインで、葡萄品種はケルナー,、ミュラー・トゥルガウ、シルヴァーナ。アルコール度数は8.5%とかなり低く、甘くフルーティな飲みやすいワインです。最初の1杯としてはちょうど良かったと思います。
次に、しっかりとしたボルドーの赤を。キュヴェ・ジルウェット・シャトー・ペルンヌ2008。メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニヨン22%、マルベック2%、カベルネ・フラン1%。程よくタンニンが感じられしっかりしていますが、それでいて飲み易く、鴨料理に合わせたら良さそうです。
3杯目はすっきり目の白を。メゾン・M・シャプティエというコート・デュ・ローヌのワイナリーとピーロートのコラボレーションで生まれたという、ピー・シー・コート・デュ・ローヌ・ブラン2010。青リンゴのような爽やかな香り、すっきりとした飲み口、しかしコクもあり、バランスの良い飲み易いワインでした。
最後はハンガリーのワイン。ボール・フォーラス2011。2011年ですがしかっりとしたルビー色をしています。葡萄品種はブラウフランキッシュ、ハノス・バハという地方のワインです。濃いベリー、蜜のような甘み。貴腐ワインほどではありませんが、僕には少々甘さが強すぎました。その代わり、生ハムとの相性が良かったです。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。
よろしければクリックおねがいします!
↓