死闘の果てに…。

千葉ロッテマリーンズ 4-6 北海道日本ハムファイターズ
千葉マリンスタジアム
2005/8/9 プロ野球2005パリーグ公式戦

そろそろお盆休みの方も多いのではないでしょうか。私も昨日は今年二度目の野球観戦ということで、千葉マリンスタジアムへ「ロッテ対日本ハム」戦を見てきました。



観客は2万人を超えていました。1塁側内野1階席に座ります。

この日の試合は、8回まで完全にロッテペースでした。先発の小林宏之投手のコーナーを丁寧につくピッチングと、打線の極めて効果的な加点により、4対2で8回裏を迎えます。そこからは、ロッテの「勝利の方程式」ということで、万全の体制で藤田投手が登場。1イニングを難なく押さえ、最後はロッテの守護神、小林雅英投手へ交代。誰もがロッテの勝利を予感しました。


5回終了後には花火も打ち上がります。


7回裏の攻撃前に盛り上がるロッテ側スタンド。この時はまさかこの後23時まで試合が続くとは思わずに…。

しかしここで日ハムの大反撃が始まります。バレンタイン監督によれば、この日の小林雅英投手は「疲れている。」とのことでしたが、非常に淡白な攻めで、簡単に出塁を許してしまい、あっという間に同点に追いつかれてしまったのです。あれほどロッテのペースで進んでいた試合が、この9回裏の日ハムの攻撃、そして小林雅英投手の登場で一変してしまいました。

その後ロッテは、毎回のようにチャンスを作って「一打サヨナラ」の場面を何度も見せましたが、どうしてもあと一本が出ません。日本ハムの中継ぎとして登場した建山投手の、危なげながらも要所では堅実な投球に翻弄されて、結局一点も取れずに終わってしまいました。試合は12回表に決勝点を加えた日ハムの勝利で終わります。試合終了時間が23時前後という、実に長い死闘の疲労感は、負けたロッテへ重くのしかかってしまいました…。

「ゲームを作るのは投手次第。」ということを深く実感させた試合でした。9月にまたもう一試合位は見に行きたいと思います。
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