「JAGDA新人賞展2018 金井あき・花原正基・福澤卓馬」 クリエイションギャラリーG8

クリエイションギャラリーG8
「JAGDA新人賞展2018 金井あき・花原正基・福澤卓馬」
5/24~6/26



1983年に創設され、若手のグラフィックデザイナーを表彰する「JAGDA新人賞」も、今年で36回目を迎えました。

2018年の新人賞を受賞したのは、金井あき、花原正基、福澤卓馬の3名でした。その各デザイナーの活動を紹介する展覧会が、銀座のクリエイションギャラリーG8で開催されています。



冒頭は、コクヨでショップのアートディレクションや、空間サイン計画を手がける金井あきでした。2014年には空間にメッセージを描く椅子「HELLO CHAIR」にて、コクヨデザインアワードの社内特別賞を受賞しました。



ライススタイルショップのパッケージ、「THINK OF THINGS」や、デザイン賞のツール「KOKUYO DESIGN AWARD」などが目を引くかもしれません。



続くのは、1979年に福岡で生まれ、資生堂の宣伝部に入社後、企業広告などのアートディレクションを行う花原正基でした。資生堂に関したポスターやパッケージ類などが、所狭しと展示されていました。



ラストが1981年に東京で生まれ、デザイン会社ドラフトで、自社ブランド「D-BROS」の商品開発を手がけながら、他の企業の広告のディレクションも行う福澤卓馬でした。



ここで目立っていたのは、キリンの生茶の体験施設「おちゃのいろは by namacha」のグラフィックでした。これは2017年の7月に、東京の明治神宮前に期間限定で開設されたお茶のミュージアムで、「知るとお茶は、楽しくなる。」をコンセプトに、お茶に関する様々なデモンストレーションが実施されました。



中ではインタラクティブにお茶を知るコーナーや、お茶の試飲、さらには生茶のサンプリングなどがなされたそうです。おおよそ1年近く営業したのち、今年の5月をもって閉館しました。



「JAGDA新人賞」の受賞式は、6月29日に新潟で開催される、「2018年度JAGDA通常総会会場」にて行われます。また新人賞展も、東京展終了後、大阪、新潟、熊本、愛知、滋賀へと巡回します。


入場は無料です。撮影も出来ました。6月26日まで開催されています。

「JAGDA新人賞展2018 金井あき・花原正基・福澤卓馬」 クリエイションギャラリーG8@g8gallery
会期:5月24日(木)~6月26日(火)
休館:日・祝日。
時間:11:00~19:00。
料金:無料。
住所:中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
交通:JR線新橋駅銀座口、東京メトロ銀座線新橋駅5番出口より徒歩3分。
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