広電宮島口駅の新駅舎が開通したことと、旧宮島口駅舎などの取壊し作業がすでに始まっていることを先日紹介した。その後どのようになっているのかと訪れてみたら旧駅舎や線路など殆ど無くなっていた。これから国道2号線から分岐して観光客用のアクセス道路が整備されるようである。
広電宮島口駅の新駅舎が開通したことと、旧宮島口駅舎などの取壊し作業がすでに始まっていることを先日紹介した。その後どのようになっているのかと訪れてみたら旧駅舎や線路など殆ど無くなっていた。これから国道2号線から分岐して観光客用のアクセス道路が整備されるようである。
宮浜温泉の奥部で山陽自動車道(正式には広島岩国道路)側道脇に海望の源泉地と表示され小公園化された宮浜温泉の源泉地がある。平成5年(1993)に地下1400mまでボーリングしたようで、コアがずらりと並べられて庭園化されているが現状は画像のような状態である。当初は清水峰温泉と称されていたが昭和中頃に宮浜温泉と名付けられたようで、源泉量の不足によりこの地でボーリングされたようである。
八坂川の上流で一昨日紹介した残念社近くに設けられている治山ダムの垂直堰堤からすだれ状に水が流れ落ちていた。雨が降った後の水量が多い時であったのでこのような状態がみられたようである。カメラ位置を旧西国街道が横切っておりここを通った昔の旅人はこの流れで喉を潤したものであろう。
残念社近くの四十八坂峠から経小屋山への登山道を少し登ると依田神社が祀られており、以前訪れた時は宮島工業高校建築科の生徒達での修復が行われていたが、平成28年(2016)に大野18区298軒の奉賛を得て社殿修復が完了したようである。この社殿は依田伴蔵の没後100年を機に昭和41年(1966)の命日である7月9日に建立されたようである。
山陽自動車道(正式には広島岩国道路)で大野地区を走っていると「残念さん」との看板がみられるが、久しぶりに残念社を訪れてみた。幕末の長州戦争時に丹後宮津藩士の依田伴蔵が和平の使者として遣わされていたが、四十八坂で長州藩の遊撃隊に撃たれ本懐達成できず「残念」と叫んで倒れたという。長州戦争後、土地の人々が戦死を悼み残念社を建てて祀り「残念様」といったようである。下絵図は山口県文書館蔵の芸州四十八坂ヨリ宮内辺戦争図である。
昨日紹介したサイホン水路の近くの尾那岡に祀られている三十郎稲荷社で、大野町誌によると天明の頃、天草の女が伊勢参宮して尾道で三十郎という狐に見入られ狐つきとなって丸石に滞在していたが、狐がおちて本心にかえり生まれ故郷に帰っていった。後に女の住んでいた跡に稲荷社を建てたところ、田畑の作物の被害がなくなったという。
丸石地区を通る国道2号線に平行してJR山陽本線があり、線路脇にレンガ積みの構築物がみられる。このレンガ積み構築物はかつてのサイホン式水路跡で、丸石新開への灌漑用水路が明治30年(1897)山陽鉄道の軌道工事に伴って切通し状になって分断されたために線路下を通水するこの逆サイホン式水路が築造されたものである。 「広島県の近代化遺産参照」
広電宮島口駅の新駅舎が開通したことは先日紹介したが、これから周辺整備が来年3月末までに行われるようである。旧宮島口駅舎などの取壊し作業がすでに始まっているようであり、旧線路の撤去作業も行われていた。国道2号線から分岐して観光客用のアクセス道路が整備されるようである。
昨年末に線路も道路も走ることが出来る徳島県・高知県の阿佐海岸鉄道のDMVが報道されていた。先日来紹介している宮島口駅の整備工事で使用されている線路上の架線作業車はナンバープレートが見られるので線路と道路を走ることが出来る作業車のようである。
広電宮島口駅の新駅が開業したことを昨日紹介したが、これを記念して宮島杓子を使用し記念乗車乗船券が発売された。この杓子乗車乗船券で広電の宮島線、市内線、宮島松大船が1日限り乗り放題のようであり、どこに乗って行こうかな・・・ この杓子乗車乗船券は廿日市市の市木が「さくら」であるので山桜の原木から作られているようである。
2日に宮島線の線路切り替えが行われると新聞報道されていたので9時過ぎに訪れてみたが、線路の切替え工事はすでに終わって関連の整備作業が行われていた。新駅舎では午後に開通式セレモニーが行われて1時半ごろに貸切りの一番電車が出発して行き、13時50分から定時運行が始まったようである。
上画像の左側に見える三角屋根が現在の宮島口駅舎で右側が新駅舎となる。新駅舎は改札口もなく開放されており、小銭を握ってたまに乗る昔人間は戸惑いそうである。現在架線工事が行われていたが新駅舎内の信号機には試点灯していた。
広電の宮島口駅の移設工事の進捗状況を時折り紹介しているが、赤崎第2踏切上にペンキ印が付けられており既設・新設線路が接続していく部分であろうか。新聞報道によると来月2日に臨時運休して新宮島口駅への線路切り替えが行われるようである。
線路上では架線工事が行われており、大きな立体駐車場脇には以前訪れた時には見られなかったが何かの施設であろうか建築中であった。新駅舎の周辺部ではアブローチの整備工事が行われており、大詰めに近づいているようである。
広電の宮島口駅の移設工事の進捗状況を時折り紹介しているが、新聞報道によると来月2日に臨時運休して新宮島口駅への線路切り替えが行われるようであり、準備作業であろうか赤崎第2踏切付近で作業をされていた。コンクリート枕木の付いたカーブしたレールが置かれており既設線路と接続するレールであろうか。