極楽寺に所蔵されている直径45㎝の大型の鰐口で県の重要文化財に指定されている。刻銘によると明応2年(1493)に大工久信によって鋳造されている。この鰐口を鋳造した久信は厳島社神主藤原宗親が寄進した当寺の梵鐘を明応5年(1496)に鋳造しており、廿日市鋳物師である中世山田家の鋳工とみられるのである。(参照:安芸国鋳物師の鋳造活動)(上画像:昭和55年撮影、下画像:廿日市町の文化財より)
極楽寺に所蔵されている直径45㎝の大型の鰐口で県の重要文化財に指定されている。刻銘によると明応2年(1493)に大工久信によって鋳造されている。この鰐口を鋳造した久信は厳島社神主藤原宗親が寄進した当寺の梵鐘を明応5年(1496)に鋳造しており、廿日市鋳物師である中世山田家の鋳工とみられるのである。(参照:安芸国鋳物師の鋳造活動)(上画像:昭和55年撮影、下画像:廿日市町の文化財より)