宮内地区の山字長尾の竹藪化している山中に、かつて佐伯地域栗栖にある栗栖川発電所から廿日市方面への送電線(栗栖線)であったコンクリート電柱10号、11号の2本が残されている。
この電柱は昭和6年(1931)に設置されており、昭和47年(1972)に栗栖線は新しいルートで設置されて不要になったがなぜかこれらの電柱が残されている。
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これも立派な「石造」文化財ですよね。この例では、地名(幹線名)にはそれほど強い
文化財的な意味はありませんが、時には消えた地名をとどめている例がありますね。
==
私は、国土地理院の「水準点」の配置に興味を持っています。
近年、「道路水準点」としておかれたものは別にして、明治中期におかれたものは
強いメッセージを残しています。
御地の例では(市役所に近いところでは)、桜尾本町/新宮一丁目の例が面白いが、
今の2号バイパスでも本来の国道2号でもなく、そのすぐ横の旧国道に
配置されているのが見て取れます。
今はGPS時代で、水準点の意味も薄れましTが、「文化財」としての価値は大きいです。
この電柱は現在使用されている遠心力鉄筋コンクリート
電柱ではないので注目しております。
旧国道沿いの水準点で桜尾本町のものは現在ありませ
ん。この水準点に関して2009.8..6、新宮1丁目の水
準点は2012.2.7、地御前神社境内の水準点は
2006.7.27の当ブログに紹介しています。