今秋は台風でハゼの倒壊があったが、なんとか秋の収穫が終わったので例年の如く米俵を作った。稲藁の芯を使うためにアクタを取り除いて準備をし、俵の胴体部のコモを編む機具でヒモの上に藁をのせて紐を法則的に交差させ、藁の向きを交互にして必要目数まで順次編み上げていく。編みあがったコモを筒状に編み紐で結び、コモの端部分を折り曲げて紐で亀の甲状に編み上げていき、片端部を編み上げて袋状になったコモの中に米袋を入れて新米を詰める。
米を詰めてコモの上端を折り曲げて他端と同じように紐で亀の甲状に編み上げていく。胴部分の両端ケ所に横縄を二周回して男結びとし、2本の縦縄を十の字として端部の編み上げ端を通し、横縄部分で一回りして他端中央で飾り縄に紐で結び、横縄を中央部に回して男結びとする。突起の飾り縄部分に色紙を巻き水引で結んで完成である。 新米の米俵は今年も元気であった証としてしかるべき所に・・・
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