『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

廿日市鋳物師の鋳造作品③-多田八幡神社の鰐口

2024年08月29日 | 鋳物師




廿日市で中世から江戸期に鋳造活動をしていた鋳物師の現存作品を紹介しよう。
広島市佐伯区湯来町の多田地区にある多田八幡神社の鰐口で、寛保2年(1742)8月に上多田四原総氏子中が寄進している。冶工は廿日市山田氏と鋳出されているので、当時の鋳物師山田次右衛門貞幹が鋳造したものとみられる。

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