切開。
交換してお役御免となったサンバーのマフラーを切ってみた。
すごい煤だなあ。
ノーマルマフラーの外壁は、二重になっている。
内部は4室に分かれていた。
ガスはこのナンバリング順に流れる。
これは車載状態ではマフラーを上から見ている。
左右は写真のとおり。
1室の入り口部分は、ハニカムの触媒になっている。
けっこう詰まってるように見える。
外から見ると、蛇腹の付け根になるこの部分が触媒。
触媒出口の向こうには、排気温度ヒューズが見えている。
1室と2室の間の隔壁は、パンチングをガスが抜けていくようになっている。
2室と3室の間の隔壁も同様。
3室からは、ガスは奥に見えるパイプを経由して4室へ。
4室では、奥のパイプからのガスが、手前のパイプに出て行く。
手前のパイプがテールパイプになる。
内部のガスフロー。
これはマフラーを左上方から見ている。
タイコの直径は18センチくらい。
長さは27センチくらい。
タイコの容量は6.9リッター弱か。
ヨシムラサンパーだったか、膨張室は排気量の10倍、とかって、どっかで読んだ記憶がある。
なんか納得。
そういや、交換したHSTのマフラーは、音もノーマルと変わりない、と前に書いたが、5000rpmを超える高回転時は、なかなかいい音がすることに気付いた。
もっとも、このオンボロマフラーが詰まり気味だったからってだけかもしれないけどな。