やっとわかった。

前にも書いた、キャリィのオートチョーク不良。
なかなかいい感じにならないけどなんとか使えるからほっといてるうちに、また冬が来て、エンジン掛けづらくなってきた。


これは、チョーク機構を後方から見たところ。
本来、右端のネジ穴には線で結んで示したステーが固定されている。作業のために外したのだ。

で、冷却水温で作動するアクチュエータは、チョークセクタを回して、セクタに噛み合ったピニオンでバネを巻き戻し、チョーク弁を開くようになっているのだ。

不調の状態は、エンジンはなんとか掛かるが続かなかったり、掛かってからアクセル煽るとバックファイア(キャブのほうに火が戻って爆発音がする)したり、だった。
チョーク弁自体は、冷間で閉まっていた。なのに掛かりが悪い。バックファイアも、混合気の薄過ぎの現象だ。

試しにエアクリを外して、手でキャブの口を塞いでチョークしてやると、普通に始動した。
不調状態で確認してみると、エンジン始動の瞬間から、チョーク弁がバタついていた。
元々、チョーク弁軸は偏心していて、チョークが効いた状態でもアクセル踏めばエンジンの吸気力で開くようになってはいる。
しかし、アクセル踏まなきゃバタバタ開いたりはしないはずなのだ。
エンジン掛かったら、回転上昇とともにチョークブレーカがゆっくり引っ込んで、チョーク弁を少しだけ開いて、ファーストアイドルに入るのが正常だ。水温が上がるとともに、セクタがピニオンを回し、バネを緩めて、チョークは閉じなくなる。

それらから考えて、何らかの原因でピニオンとチョーク軸をつなぐバネが緩くて、チョーク弁が遊んでいると結論を出した。
で、この状態でなんとかバネを1回転巻き上げた。文字にすると簡単だが、なかなかてこずった。よい子はプロに頼んだほうが身のためかもしれないぞ。
で、、エンジンかけてみたが、まだよくない。もう一度バラして、さらにバネを1回転巻き上げて、やっとノーマルに始動した。

なぜバネが緩かったのかは、わからない。おそらく、誰かがそのへんバラしたときに組みそこなった、とかいうあたりだろうが。
ともかく、直って一安心だ。この辺のメカニズムは車種によって結構違うから、勉強にはなるけど、まあメンドクサイな。
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どうなってんだ。


クリスマスだってのにこの風景。
雪どこいったんだ。
これでクリスマス成立すんのか?
ひょっとして今年はクリスマス中止なのか?
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