すり抜け仕様。ある意味。
SX125Rのノーマルハンドル。
ハダカの状態で、幅は776mmってあたり。
カタログスペックの全幅は825mmだが、それはバーの幅ではなく、ブレーキとクラッチのレバー先端の間の幅だ。
絞りは88mmくらいか。
乗った感じでは、俺にはかなり絞りがきつい感じだ。
こいつを、XT400Eでやったように、俺好みに調整してやる。
まず、絞りを47mmあたりまで開いてみた。
これで、俺的には手首も楽な角度になるし、グリップが遠くなってポジション的にも楽になる。
絞りを開いたので、幅は800mmくらいになった。
さらに、バーの先端を25mmずつ切断。
写真でバーの上に写っているのは、バーエンドに入っているウェイトの鉄棒。
このウェイトは、バーの固有振動数を変えて、グリップの振動を抑えるのだ。
バーの端で溶接されていたので、バーごと切断してから、このあと再溶接した。
これで、元のバーからは全幅で3センチくらい狭くなったことになる。
なぜ切ったのか。いわゆる「すり抜け仕様」にするわけではない。
SXを格納している物置の間口が狭くて、ハンドルの広いオフバイクの出し入れがややアクロバチックというか、まっすぐ出せなかったのだ。
あえて言うなら、物置出入口すり抜け仕様か。
SXに付けていた、XT400Eのノーマルバーと比較。
クランプマークを合わせたところ。
並べたところ。
かなり開いて、短いのがわかる。
ビフォーの、XTのハンドルのとき。
アフターの写真とはアングル違うからわかりづらいが、XTのハンドルは、幅と絞りはSXのそれと同じくらいだが、高さがだいぶ高い。
この写真のほうがわかるかな。
で、アフター、今回のハンドルを取り付けてみたところ。
ナックルガードがウインカーに干渉するくらいに狭くなった。
グリップはやや遠くなって、角度も位置も俺好み。
物置の狭い間口もまっすぐ通り抜けれるようになったし。
これで、しばらく乗ってみて様子を見よう。